かずさんが投稿したカスタム事例
2023年08月09日 16時08分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
2号機のタイミングベルト交換の時に右のリヤドライブシャフトのアウター側が切れてるのが分かり部品を引いて仕事も休みなので交換します。
ドライブシャフトブーツの切れはフロントであれば左右にハンドルを切るので蛇腹の部分、リヤやフロントのインナーなら写真のような切れかたをししかも分かりづらいです。
今回使うのは半割れタイプの日立製のブーツです。他にメルト製もありますが材質が柔らかく嵌めづらいのと接着剤の量が少ないです。
安全確保の為ウマをかまします。
切れたブーツを切って取り去るとフランジにはしっかりとグリスが残っていました。大抵は水が入って色が変わってるかグリスが柔らかくなって飛び散ってるかブーツを切った途端に出てくるのですがしっかりと固くしっかりと残ってました。
シャフトを綺麗に拭きブーツを被せ溝に付属の接着剤を流し込み嵌め込んでいきます。
全て嵌め込んだら付属の懐炉をモミモミし嵌め込んだ部分に貼り付けます。
接着剤は熱硬化タイプで熱を与えないと固まりません。
約8分位したら1度剥がし残りの接着剤をもう一度嵌め込んだ部分に塗りもう一度懐炉を貼り付けます。
懐炉は夏でも湯気が見えるぐらい発熱するので火傷しないように気を付けます。
固まったらグロメットを所定の位置で奥まで嵌めてバンドを付けます。
バンドは折り曲げタイプで回転方向と逆に折り曲げるようにします。
グロメットは入りづらかったら浸透剤を吹き付けてやると簡単に入ります。
内側のバンドを付けたら付属のグリスをブーツ内に入れて外側もグロメットを奥まで入れて内側と同じくバンドを付けたら完成です。
グリスがフランジ側に偏りブーツの内側が切れたのとリヤなので上下方向に動いても左右には動きがないのでグリスもしっかりと残ってたみたいです。グリスも足さなくてもよかったかも。