プレオのDIY・LEDバルブ・H4からIH01・ih01に関するカスタム事例
2018年12月02日 12時14分
前回加工したH4LEDヘッドライトバルブがちょっとあんまりな配光だったので今回は「車検対応」というモデルを購入。
台上でヴィヴィオのヘッドライトで確認しましたが一応ハロゲンバルブと比較しカットラインがきちんと出てました。焦点はお察し…
見たところLEDチップがきちんとフィラメントの位置とマッチしてるか、H4のシェードが再現されているかがポイントの模様。
今回用意したのはIH01ハロゲンバルブから引っ剥がした台座です。
精度いいし、入手もしやすいので。
台座の用意は簡単、バルブのスポット溶接をニッパーなりマイナスドライバーで剥がし、内側のフランジを鉄の当て棒なり使ってハンマーで叩いて平たくします。
前回と同じくプラスチックの台座のモデルを選んだのでカットしていきます。
ただ前回はニッパーでバチバチ切っていって切りすぎたのでホットナイフで地道に切っていきます。
カットして仮合わせでこんな感じ。ホットナイフで地道にサイズを合わせていけばバルブのセンタリングに悩まなくて済みます。
こっちはヘッドライト側。台座をバルブ径に合わせて削らなきゃかと思ったら案外すっぽりはまってしまったので拍子抜け。
台座とバルブのホルダーの接着。すっかり忘れて上下のマーキングを忘れましたが確認しながら接着。
台座にマスキングテープを貼りシーリング材を盛っていきます。
シーリング材を盛ったあとにホルダーをセット。
案の定内側にはみ出すのでマスキングテープが無いと机の上が大惨事になります。
はみ出たシーリング材は硬化してからカッターで切り落とすので今は気にしなくて良いです。
仕上げに裏側にもシーリング材を盛ってならし、今日の作業はここまで。
シーリング材は前回同様のバスコークなので使えるまでの硬化に24時間かかります。
前回がイマイチとはいえ台座のカットやら接着にバスコークで十分っていうのが分かったのでなんだかんだ無駄では無かったですね。
24時間待つというのは嘘だ。あまりの暇さ加減でヒートガン投入。
200℃で表裏各3分ぐらい全体的にあぶると組み付けに問題ないレベルまで硬化します。
剥がしてみてヘッドライト側。
バスコークはその気になればキレイに剥がせるのではみ出ても問題無いんです。
そしてさくっとクルマへ組み付け。
HIDみたいに面倒な配線が無くトレードインで組めるのが良いですね。
そして問題のヘッドライトの光軸というかカットライン。
ロービームでバッチリ出てます。
組み方やらH4がベースだからというより大元のLEDヘッドライトバルブの問題でした。
こっちはハイビーム。
きちんとHI/LO配光が切り替わってます。
そんな訳でヘッドライトのLED化は一件落着です。