かずさんが投稿したカスタム事例
2022年05月22日 22時25分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
ミニカに乗っている知り合いから電話があり動き出しの時に異音がするのと動きが重い感じがするので見て欲しいという事でたまに修理やらしているので前からゴーっと異音がし始めていたのは知っていたのでもしかしてと思い現車を確認すると予想通りハブベアリングで出足の時のゴリゴリグリュっと気持ち悪い異音がしました😱更にジャッキで上げてタイヤを揺するとガタガタでした😨
このまま乗っているとハブベアリングが完全に壊れ走行不能になるのも時間の問題なので至急部品を取り寄せ交換します。
まずセンターナットを緩めます。
ローターをハブごと、キャリバーはベースごと(ホースもロックプレートを外しフリーに)、バックプレートを外します。
ハブベアリングは他の車種と違いナックルに外から付き裏からボルトで止まっているのでナックルを外してプレス機てナックルに圧入する必要はありません。
ロアボールジョイントを外してアウタージョイントを抜きますが抜くのに一苦労しますが軽くハンマーで小突くと意外と簡単に外れましたがやはりベアリングがバラバラになって中の玉が出てきてインナーレースがアウタージョイントに残ってしまいました。
ベアリングハウジングをナックルから外すためナックルとハウジングの合わせ面にタガネ等で叩き込んで外していきます。
結構長く叩き込んでいくとだんだんとハウジングがナックルから外れてきました。
ハウジングがやっと外れました😅当たり面をならして綺麗にしておきます。
インナーが奥まで入ったままで普通は熱で固着してしまいシャフトギリギリ迄インナーレースを削り割って取るのですが……
タガネで軽く小突くてて意外とあっさり取れました。
新しいベアリングと古いベアリングです。
ボルト4本で固定されています。ナックルのベアリングが付く部分を錆を落として綺麗にし取り付けます。
ベアリングを付けたらアウタージョイントを取り付けます。すんなり入る場合もありますが大体は圧入するみたいに取り付ける庫とが多いです。アウタージョイントがきちんと奥まで通ったら外した部品を戻していきます。センターナットはカシメナットなので新品にします。
センターナットを仮止めしたらタイヤを付けてセンターナットを規定トルクで締めたら交換終了です。
交換後試運転してみるとゴロゴロ音や出足の時のゴリゴリグリュ音もしなくなり静かになり動きが軽くなった気がします。
異音がし始めたら早く修理した方が作業時間が短くなり少し安くなる場合もあります。