デリカD:5のTDIチューニング・TDI tuning・カスタムへの道・ガス欠・フォロー大歓迎に関するカスタム事例
2018年09月12日 17時35分
デリカカスタムの道 Vol.68
今日はガス欠の話です。
ガソリン車の場合はガス欠を起こしたら、そのままガソリンを入れたら動くようになりますが、ディーゼル車の場合はそうはいかない事があります。
まずディーゼル車には燃料を直接噴射する高圧燃料噴射ポンプが有り、ガス欠で燃料パイプやこのポンプに空気が入ってしまうと、燃料を噴射できなくなってエンジンも始動できません。
この場合はエアー抜きをする作業が必要になります。
で深刻な事態は燃料ポンプの不具合です。
ディーゼルエンジンに使う軽油は潤滑性があるのでポンプの密閉性が高くできていて、それで高圧にすることができるのです。
それが燃料ポンプが空気を一緒に吸い込んでしまうと燃料ポンプのシールにダメージを負って、密閉性を保てなくて燃料を補充しても燃料ポンプが働かずにエンジンが始動できない事になり得ます。
最悪な場合は直噴インジェクターも潤滑させる燃料が無く、摩擦が大きくなって破損してしまいます。
こうなると燃料ポンプ交換、直噴インジェクター交換となって高額の修理費が発生しますので、ディーゼル車に乗っている方はガス欠しないように注意してくださいね!
私は燃料警告灯が点灯する前に給油をするようにしてます。
燃料警告灯が点灯しても30キロとか50キロは走れますが、実は小心者なので(笑)いつも早めの給油を心がけてますよ。
… to be continue