ミラのメーター交換・燃料計に関するカスタム事例
2023年02月07日 07時14分
MTのL275Sにお乗りの方はメーターを流用される方が多くいらっしゃると思いますが、そこで頭を悩まされるのが燃料計の誤差だと思います。正直スピードとタコは後付けのものでどうとでもなりますが、実は一番重要なのは狂ってしまう燃料計だと思うんですよね。燃料計の針を動かして誤魔化しながら使うことも出来るかと思いますが、自分はどうも気になってしまったので調べてみることに。
するとデジタル燃料計とアナログ燃料計でセンダーゲージの抵抗(?)が違うのでアナログ燃料計用の燃料ポンプを用意すれば解決するとの情報が。自分の調べ方が悪いのかもしれませんが、燃料計に関してはそれ以外に目ぼしい情報もなく一か八かミラカスタム用と記載のある燃料ポンプを購入し交換してみることにしました。
写真1枚目は燃料ポンプ交換前の状態です。満タンから432km走り、燃料計はほぼすっからかんを指しています。本来であればまだエンプティにすらならない距離数です。
写真2枚目が燃料ポンプ交換後の状態です。もちろん給油はしておらず、車は動かしておりません。(トリップメーターが少し動いているのは車を上げたままエンジンをかけてタイヤが回ってしまったからです。)
燃料計の針はすっからかんからだいぶ持ち上がりました。(実は燃料ポンプ交換前に少しだけ針の下限を上げてしまっていたので、1枚目2枚目ともに本来よりも少し上を指していると思います。)
そこから針の下限を元の位置に修正し(針を動かす前の写真を見ながら合わせました)、満タンから518.8km走ったところでエンプティが点灯しました。だいたいいつもくらいの距離数です。
その後531.3kmまで走ったところで給油をし、
27.92l入りました。エンプティになるといつもだいたいこのくらいです。
ということで、燃料計の誤差は無事解消されました。
車両やメーターの情報についてです。
車両は平成24年(2012年)式、グレードはおそらくXスペシャル、5MT、ABSありです。
元々ついていたメーターの品番は上の写真の通りです。
交換後のメーターの品番はこちらです。
交換前の燃料ポンプの品番はこちらです。
交換後の燃料ポンプの写真を撮るのを忘れてしまったのですが、品番は23210-B2080でした。おそらくですがリコールの対象ではない品番かと思われます。(定かではありません、ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください)
こちらです。
あくまでこの車両にこのメーター、そしてこのメーターにこの燃料ポンプASSYがたまたま適合したという一例です。他のグレードやL285S等タンクの形状が異なる車両はまた条件が違ってくると思いますので参考程度にお願いします。
初めは燃料ポンプはそのままでセンダーゲージだけ移植出来るか?ということも考えていたのですが、そもそも燃料ポンプ自体の形状が違っていてセンダーゲージだけ移植は出来ないようでした。交換するならASSYでの交換になるかと思います。
満タン後の写真です。きちんと満タンを指しています。(交換前も満タン時だけは満タンを指していましたが)
ひとまず燃料計の問題が解消されたようで一安心です。