ツインのエアコンルーバー修理・スズキ車持病に関するカスタム事例
2020年03月02日 16時51分
スズキ車の定番持病、エアコンルーバーの保持不良です。
今回はコレを修理します。
使用するのは内張剥がしです。
ルーバーの右側に突っ込んで、ルーバーごと引きずり出します。
ルーバーの片方に樹脂製のスペーサーが入ってますが、この部品がルーバーを任意の位置に固定する役目を持っています。
そのスペーサーを外して見ると六角形の頭が減り、その為制動が効かなくなり、カタカタになる訳です。
一時凌ぎにはテープでもビニールでも何でも良いのですが、今回は耐久性の高い銅箔テープを使います。
テープの厚みは0.08mm、六角形に合わせて切り1周巻き付けます。
後は、このスペーサーを元に戻し、スペーサー側から嵌め、スペーサーが無い方に内張剥がしを使いながら優しく押し込んで完了です。
指1本程度では軽く動かない程度まで保持力が回復しました。
夏になると緩めに成りますので、このぐらいの固定力は必要です。