車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2021年07月21日 00時15分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
豪雨の長野探索(16)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“トヨタ コロナ マークII 4ドアセダン デラックス RT60”です😊
この地域でも割と栄えているエリアにあったコロナマークII。
国道沿いにあるスーパーや古本屋さん等に囲まれた一等地にある果樹園の入口に鎮座していました。
ただのコロナではなく、その上級車種にあたる“コロナマークII”で驚いた記憶があります。
当時コロナやクラウンがバカ売れしていた頃に、その中間を埋める車種として発売されたのがこちらのコロナマークIIです。
悪く言ってしまうと中途半端な位置付けで、販売不振に陥るかも、と予想されていたそうですが、それとは裏腹に割と売れたらしいです。
車種名に“コロナ”と入っていますが、いつも取り上げているような素のコロナとは全然違うクルマで、トヨタ初のアッパーミドルモデルです。
素のコロナが日本のファミリーカーのベストセラーであったのに対し、コロナマークIIは居住性や高速走行性能、安全性など全ての分野を向上させ、世界水準のファミリーカーとして開発されていたそうです。
乗用モデルのボディタイプは、こちらの4ドアセダン、2ドアハードトップ、ワゴンの3タイプで、1591ccのエンジンの標準車と1858ccのハイグレード車を用意していましたが、こちらの個体の排気量は不明です。
4ドアセダンはこちらの個体が初見で、ワゴンは2年前の「真夏の昼の草ヒロ探索~in山梨~(26)」(2019年9月7日更新分)にてご紹介しているので、次は2ドアハードトップを見つけてコロナマークIIの3種類のコンプリートを目指したいです笑
グリルは失われてしまっていますが、年式は1971年〜1973年生産のイーグルマスクを装着していた後期型と思われます。
オプション品と思われる丸型のフォグランプがカッコいいですね✨
サイドの“DELUXE”のエンブレムです。
フロントは素のコロナと似ていますが、リアのデザインは全然違いますね。
素のコロナと比べると、メッキパーツやモールをあしらって高級感のあるデザインです。
ワインレッドのボディカラーも渋くてカッコいいです✨
エンブレムです。
反対サイドから。
ライトの割れはありますが、ガラス類は無事です。
ルーフには支柱等が載っけてあり、商用車のような雰囲気が漂ってしまっています……(^^;
車内です。
ステアリングやシート類は残っていましたが、バリバリ物置として使われていました。
発展し続ける街の中に取り残された果樹園ということで、いつ撤去されてしまうかは分かりませんが、今後も長生きしていただきたいですね。
おまけ
コロナマークIIの近くにいた猫😾さん。
近づいても微動だにしない良い子でした。