アルトバンのSIRAKOBATO超理論・コアンダ効果・ダウンフォース・チューニング・新型プリウスに関するカスタム事例
2022年11月23日 06時47分
新型プリウス
その流線的なデザインはとても美しい
ですが、このデザイン
ボディに浮力を与えてしまう
ボディ全体にリフトフォースが
発生してしまうのです
そのため新型プリウスは
ボンネットの先を尖らせてきた
ボンネットの先の丸みを
無くす方向に
ボンネットの先が丸いと
そこにはコアンダ効果が起きて
その力は斜め前方上に
ボディを引っ張る力が生まれますが
それとともに浮力も生まれてしまうのです
プリウス50では丸まった形状ですね
ですが新型プリウス尖らしてきた
それは、
フロントガラスからボンネットの角度
プリウス50では
下に落ちていく角度が強いですよね
そのため前方の丸みでのコアンダ効果が
前向きへの力が強い
新型プリウスでは
下に落ちていく角度が浅いので
先を丸くしてしまうと
前への力より、上の力が強くなってしまう
そのため
ボンネットの先を尖らせる
デザインに変えてきたのです
このフロント先で起こる
リフトフォースをなくすと云う
考え方は
ボンネットの先が丸いアルトなど
にも応用ができて
例えばアルトのグリルの部分の上
そこの部分に前に出る板などを貼る
安全を考えるとゴム製のものが良いですね
そのようなものを張ることによって
上へ流れる空気が減少しますので
フロントで起こる
リフトホースも減少する
前に引っ張る力も減少してしまいますが
フロントをダウンフォース方向に持って行くことができるのです
それなら空気を大量に送り込めるようになる
ボンネットの下につけた方が良いのではないか
ターボ車の
アルトワークスや RS
それらの場合はその方が良いのでは
ですが
エンジンルーム内は
ラジエーターに送る空気
インテークの吸入口に送る空気
そのように空気の流入を少なくすることによって
エンジンルーム内を負圧にさせ
ダウンフォースを発生させています
エンジンルーム内に多くの空気を流し込むと
この負圧によるダウンフォースが減少してしまう
せっかくフロント先の リフトホースを
減少させたのに
相殺してしまうというハメに😅
でもターボ車の場合は
エンジンルーム内に多くの空気を送りたいですよね
でも、ダウンホースが減ってしまう、、、
その場合は
上の図にも少し説明があるのですが
エンジンルームから空気を逃がすダクトを
ボンネットの下に
空気を送る込むような板などをつけ
※ボンネットの下につける場合は
汎用品のゴム製のオーバーフェンダーなどが流用できます
その空気をダクトによって逃し
エンジンルーム内を負圧に保つ
そのようにチューニングすると
良いと考えます