パブリカの2018ベストショット・パブリカに関するカスタム事例
2018年12月19日 21時34分
愛車への思いも加味されるとのことで、たくさん書かせていただきます。
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700のボディに800のエンジンがついた、初代純正カラー・メロンピンクのUP26型パブリカバンです。
私は20代の女性オーナーです。
スターレットに乗っていた母親に憧れ、素敵な車との『運命の出逢い』を夢みるようになりました。
もともとは家族所有のスカイラインを参考にしながら自動車整備の勉強をしていました。
とりわけエンジンの歴史や構造に強い興味を抱き、その学びの中で空冷エンジンの存在を知りました。
そして2018年5月に素敵なご縁があってTOYOTAのパブリカをお迎えすることになりました。
知り合いの整備士の方で空冷エンジンを触れる方はおらず、誰かが本腰をいれて勉強しなければ空冷エンジンに関われる人間がいなくなる、だから私は空冷エンジンを一から勉強しようと決意しました。
右も左もわからず、譲り受けた整備書を見ながら悪戦苦闘し、先輩のパブリカオーナーさんの手を借りながら手探りでメンテナンスする日々です。
診断器もない時代の車なので、どこが具合が悪いのか・・・車の音や声を聴きながら、いつも会話をする気持ちで向き合っています。
何度も何度も挫折しかけて『できないならやめろ』と先輩整備士さんに叱られたことも幾度もありましたが、今日まで諦めないで頑張ってきました。
おかげで毎日の足車になって、たくさんたくさん走れるほど元気になりました。
型式16~26のバンタイプは現存数が少なく、パブリカやヨタハチ所有の先輩方にアドバイスをもらいながら一生懸命に頑張っています。
毎日が新しい発見の連続で、私と車が一緒に成長しているのを感じます。
今年で50年目、そして私もまだ27才・・・あと50年、一世紀先の未来までパブリカを残していくのが私の夢です。
少しの白煙をあげながらトコトコ走るパブリカが本当に可愛くて愛しくて、この車に出逢えてよかったと心から幸せを噛みしめて生きています。
もっとたくさんの方にパブリカの可愛さや空冷エンジンのことを知っていただきたいと思いCARTUNEを始めました。
スポーツカーみたいに派手な車でもカスタムした車でもないですが、私の想いがいっぱい詰まった車です。
パブリカに出逢えて2018年は本当に幸せでした。
これが私の2018年のベストショットです!