LSの走る応接室に関するカスタム事例
2021年11月05日 11時07分
比べるのは間違いでしょうが、50センチュリーとLS600の比較でも書いてみようかなと…
(あくまで個人的感想です)
使い勝手はLS600が良いです。
運転のしやすさとか両車両同じようなもんだと思いますが、駐車場はセンチュリーでははみ出るような所もLS600は普通に停められます、、
センチュリーでは目立ってしまう事がありますが、LSだと周りに溶け込むので何かと便利かもしれません…(笑)
見た目の威厳、風格はセンチュリーですね、、
でも周りの受けとか、女性から好まれるのはLSです…(笑)
装備類はLS600が新しいクルマなだけ揃っていると思います。
例えばミリ波レーダーのクルコンやプリクラッシュシステム、運転席にもエアシート機能が付いていて(センチュリーは後席のみ)シートメモリーや全ドアのオートクローズ機能、パワートランクが付いています。
ナビもLSはHDDですがセンチュリーはDVDナビなので古いですし、オーディオの音響も実は50センチュリーはショボいのでLSが良い音で聴けます(笑)
燃費はハイブリッドのLS600が当然良い数値です。
私の乗り方だと最低でも7キロくらい、普通に9キロあたりまでいくかと思います、、
センチュリーは普通に走って6キロくらいで、燃料計が減っていくのがよく分かります(笑)
乗り心地はLSのコンフォートモード時のフワフワ加減とセンチュリーのフワフワ加減が似てます。
どちらも船みたいな乗り心地ですが、センチュリーのほうが柔らかいです。
両車両共に、ゆったりのんびり乗るクルマです。
ワインディング走行ではLSはスポーツモードにすればサスペンションを硬めに調整して走りやすくできます。
センチュリーはモード切り替えがないので、柔らかいエアサスですからコーナー走行はロールが大きく山間部での走行はLSに軍配です。
おまけにLS600はAWDですし、センチュリーより安定した走行ができます…
とはいえ、LSもワインディングが得意というわけでもないですが…
動力性能、高速走行時の安定性はセンチュリーより設計の新しいLSが上回るかと思います。
センチュリーのV12は280馬力にトルクは約50、LS600のV8ハイブリッドは総出力445馬力にトルクは53…その差は歴然です、、
静粛性の比較は、エンジン自体はV12であるセンチュリーが上です。
振動性やモーターのように滑らかなフィーリングはV8では決して味わえません。
アイドリング中はエンジンが停止しているとしか思えないくらい微かな振動もなければエンジン音も聞こえません。
加速時にはさすがにエンジン音が聞こえてきますがLSよりずっと小さく静かです。
LS600がセンチュリーを上回るのはハイブリッドならではのモーター走行時。
エンジン停止で無音無振ですから当然V12よりも静かです、、
途中でエンジンが目覚めると少し気になりますが、、
踏めば割りとV8らしいサウンドを奏でます。セルシオ時代よりエンジン音の演出、強調がなされています。
キャビンに施された防音材などはセンチュリーはコストを掛けて手作業などで徹底的に入れているのと、箇所によっては2層、3層構造になっているので侵入してくる雑音等はLS以上に抑えられています。
でもロードノイズは両車両共に互角かな…と感じますね、、
LSはタイヤサイズが大きいので履くタイヤによってだいぶ変わりますね、、
センチュリーで気になるのは窓ガラスからの風切り音ですが、LS600は上位グレードからサイドも合わせガラス(遮音仕様)になっているので風切り音はセンチュリーより少ないかなと感じました。
空力への配慮もLSが性能良いでしょうからね、、
静粛性は…似たようなもんですかね…(笑)
この2台に乗って、セルシオって静かだったんだな…と改めて思いました
造りや質が良いと感じるのはセンチュリーです。
塗装の艶や深みはLSより高級で、内装も目に見えてLSよりコストが掛かってますし、職人の技によって仕上げられているので当然ですね、、
内装は分かりやすくゴージャスそう…みたいな感じではないので、デザインとか演出はLSが新しくて良いと思います…
最後に後席の快適性について、、
間違いなく、さすがセンチュリーです…
ただ、マッサージ機能とかはLSが進化しているのでLS良いなあと思いますけど(笑)
質や車格を求めるならセンチュリー、扱いやすさや万人受けするようなカッコ良さはLS600じゃないでしょうか?
どちらも国産セダンの中で最高峰の快適性です。
これより快適なセダンを求めるならメルセデスSクラスとかになりますね、、