ノートのOH・釣り具・スピニングリールに関するカスタム事例
2022年04月11日 20時06分
今回は屋外に放置されたスピニングリールをOHしていきます
※ハンドルノブは事前に交換済
補修パーツリストより
ベールの腐食と各種パッキン類の亀裂・損傷、ハンドルノブ内のベアリング固着が酷かったため今回交換しました
内部のベアリングは脱脂後に確認すると異音が無かったため、グリスを圧入し再使用します
ラインローラー部のベアリングとブッシュは同形状のため、ベアリング×2に変更しました
ハンドルノブベアリングは15ソルティガ 4500H No.202 CRBBを2個別途用意しました
こちらは同サイズの機種であれば品番が違ってもベアリングが使える様です
※サプライヤー違い・CRBBの新旧など
同じ様に見えますが、こちらは上位機種の部品リストです
さらにベアリングを追加するため、こちらから部品を流用します
No.13 ベアリング
追加するために周りの変更が必要な部品を入れ替えます
No.63ベアリング
今回OHする機種には本来真鍮?の専用ブッシュが採用されています
一部ですが、袋だけ見るとかなり部品がある様に見えますね
とりあえず、バラせるだけバラします
軸受付近のベアリング追加部分です
使える部品に清掃・給油・研磨を行い、組み付けていきます
このリールの持病で、ギヤボックスのカバーボルトがかなりナメやすい(やらかしました)ため、ステンレス製のボルト(社外品)へ交換もします
シャフト部分に追加のベアリングを取付します
次にスプールを付け、高さに問題が無いか確認し、仕様変更前とほぼ変わらないためこちらはこれでOK
最後にハンドルを回して違和感がなければ完了
ベアリング数7+2→10+2