カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・オーナー様閲覧注意・酷評レビュー・9段階評価に関するカスタム事例
2024年03月26日 15時06分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ 再レビュー編
ホンダ フリードHV(2代目)
エクストレイルからお送りした乗り比べもこれで最後です。フリードHVの再レビューになります。
※今回はボロクソに言うので、見たくない方はブラウザバック推奨です。
2代目フリードとは?
『ハイトコンパクトな5ナンバーワゴン、「フリード(FREED)」、「フリードハイブリッド(FREED HYBRID)」。今回、「7days Wonderful Mobility」をコンセプトに、「いつでも」、「どこでも」、「だれでも」用途に応じて思い通りに使えるコンパクトミニバンとして開発。先代フリードで好評の「ちょうどいい」を、さらに進化させたクルマとなった。「フリードハイブリッド(FREED HYBRID)」のラインアップは、スタンダードモデルの「ハイブリッドB」、快適・安心装備が充実の「ハイブリッドG・ホンダセンシング」、デザインと質感を磨き上げた最上級モデル「ハイブリッドEX」の3タイプ。直列4気筒DOHC 1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジン+1モーター内蔵7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)搭載のSPORT HYBRID i-DCD(intelligent Dual-Clutch Drive)を採用。エクステリアは、「Dynamism and Functionality」をテーマに、躍動感、機能性を融合させ、ドライバーズカーとしての魅力を追求。リアクォーターパネルでは、スライドレールカバーの分割線を目立たなく処理し、ボディーの塊感や一体感を高めている。快適装備には、誘導照明付のスタートスイッチを採用したスマートエントリーを標準装備。スマートフォンと連動する新機能も追加し、さらに便利になったHondaインターナビをタイプ別に用意。インテリアは、1~3列目ヒップポイント間距離を先代フリードより90mm拡大し、全列で大人が快適に過ごせる広々したスペースになっている。6人乗りの3列シート車はキャプテンシートを採用し、先代フリードより120mm拡大した360mmのロングスライドを実現。6人乗り、7人乗りともに、1列目・2列目フラットモード、2列目・3列目フラットモードなど多彩なシートアレンジを可能としている。「Natural Modern Interior」をコンセプトにリゾートのようなリラックスできる空間を目指し、見ても触れても心地よいシートファブリックやぬくもりを感じるリアルな木目調パネルを採用。メーターの薄型化と遠方への配置により、少ない視線移動でメーターを確認でき、前方の運転視界も向上。また、ドライバーにより高い安心と快適を提供するために先進の安全運転支援システムHonda SENSINGを搭載(タイプ別装着)。ボディカラーは、新色「ブルーホライゾン・メタリック」を含む全9色用意。』
(goo-netより引用)
今回の車両はG。新車価格は6人乗りで249万6000円です。マイナーチェンジ後の現在は19万円程値上がりしています。
2代目フリードHVの良いところ
・エアコンの温度調節がダイヤル式です。節度感も良いですね。
・ペダルレイアウトが良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。
内装
質感はシエンタと比較すると素晴らしいです。ここは加点ポイントです。メーターも真正面にありますので、良いです。ドア側の質感もファブリックの範囲が広く、ウィンドウスイッチ周辺もダークシルバーのパネルが使われ、質感も良いです。上級のEXになるとソフトパッドが使われるので、質感も満足できると思います。シートの感触は普通で、弾力は固めなので長距離は疲れないと思います。実際、ガソリン車で以前長距離ドライブしたことありますが、疲れなかったので。室内照明は豆球です。2016年時点ならまだ許せます。シフトは以前のレビューでも酷評しましたが、本当にここだけ酷いです。シルバー装飾は良いのですが、ブルーのプラスチックパーツが組み合わされて本当にここだけ安っぽく見えます。使い勝手も悪いです。ただ、マイナーチェンジ後で改善されましたが、それでも安っぽい印象です。大幅減点です。新型ではやめてほしいですね。後席は身長177cmの私で、頭上空間は拳4個、足元空間が20cm〜平手入らないくらいまで動きますので十分です。3列目は、頭上空間が拳2個、足元空間が5cmなので、緊急用ですね。ドアの開閉はしっかりしていて良いです。ボディ剛性はしっかりしています。
荷室
測定はしていませんが、3列目を倒さないとあまり入らないです。
3列目は跳ね上げ式です。床下収納にしてほしかったですね。また、3列目の跳ね上げ機能も悪く、シートを倒してもすぐ跳ね上げしてくれませんし、重いので女性だと大変じゃないかと。また、シート裏側を格納させようとすると下手したら怪我します。実際怪我して痛めました。気をつけましょう。
ヘッドライトを点灯させました。フルLEDではなく、ハイビームだけハロゲンです。ここは残念。後期でも変わりません。
タイヤ
15インチのホイールキャップです。見た目は良いですね。EXだと15インチアルミホイールになります。Sパッケージでも選択可能。強制装着になりますので。
車両感覚は掴めません。ボンネットが見えません。また、ワイパーが結構ガッツリ見えて鬱陶しいなと感じます。ここは減点します。シエンタの方が視認性が良かったです。
搭載エンジン
LEB型の110馬力にモーター29.5馬力を組み合わせたもの。アクセルやブレーキは問題ないですね。アクセルやブレーキは問題ありません。ブレーキもシエンタのように効きすぎる印象が無く、踏んだ分だけしっかり効くので良いですね。ブレーキタッチもちょうど良く問題ないです。サスペンションは比較的硬いです。嫌な硬さというわけではありませんが、それより問題な箇所があります。リアサスがちゃんと仕事していません。振動収束があまりにも遅く、乗り越えた後も車体がガタガタ揺れる印象で、乗り心地が良くないです。ここは減点ですね。これだと2列目以降だと、長距離で車酔いするんじゃないかなと思います。加速反応はi-DCDで良いんですけど、ギクシャク感がフィットHV程ではないですが、ややギクシャクする印象です。後期だともう少しスムーズになるのでマシにはなりますが、これのせいで乗っていて楽しいという感覚は無いですね。また、i-DCDには大きな問題があります。坂道で酷い渋滞が起きたら終わりです。i-DCDがお釈迦になります。実際、調べたらフリードHVで立ち往生した事例があります。くれぐれも、これでいろは坂のような場所に行ったらダメです。故障して終わりです。そんな感じで、i-DCDは重大な欠陥がありますので大幅減点します。
因みにこちらでは紹介してないですが、以前15インチアルミホイール装着車にも乗車したことがありますが、乗り心地はあまり変わらなかったので、こちらでも段差乗り越えた際の振動収束の遅さは感じるかもしれません。クロスターの方は乗ったことないので分かりません。機会があれば乗ってみます。
2代目フリードの悪いところ
触れたので省略。
総評(5.0点を基準・最高点として加点・減点)
加点ポイント
・質感の高いインテリア。+0.5点
減点ポイント
・シフトが悪すぎ。−1.0点
・i-DCDの信頼性が悪い。−1.0点
・ワイパーが結構見えるので鬱陶しさを感じる。−0.5点
・リアサスが仕事していない。振動収束が中々収まらない。−0.5点
評価:2.5点 微妙。あまり推奨できません。
以前は4.0点出しましたが、新たな評価軸に当てはめたら2.5点になりました。乗っていて、シエンタHVの方が良かったですね。ガソリン車ならまだ評価は高くなると思いますが、個人的にはわざわざ40万円高く出すより、ガソリン車を選んだ方が得すると思います。HVはあまりお勧めできませんね。