156のアルファ・ベタベタ除去・プロテイン塗装・シフトノブ周りに関するカスタム事例
2018年05月29日 20時03分
今日は退院後のリハビリも兼ねて以前からの懸案事項であった内装のベタベタ除去を行いました。
事前にネットで調査した無水エタノールや重曹、市販の専用除去剤、ウエス等を準備しました。
今回は特にベタベタの酷かったシフトノブ周りのベタベタ除去に挑戦しました。
これは少し前の欧州車に多かったプロテイン塗装の劣化が原因で起こります。
日本の高温多湿気候が原因だと良く聞きますが、実際のところ良く分かりません。
樹脂パーツにプロテイン塗装がされていますが、傷が付いたり埃が付くとなかなか取れません。
自分の家では猫を飼っているので猫の毛もかなり付いていました。
無水エタノールと重曹を混ぜた物をハケで塗ってウエスで拭き取って行きます。
ウエスは拭き取った塗料ですぐ汚れてしまうのでロールタイプのウエスを準備した方がいいです。
ネットでは除去剤を塗った後しばらく放置すると言った情報が多かったですが、放置すると溶けた塗装がまた固まってしまうので塗った後ですぐに拭き取った方が効果がありました。
塗装が厚いと簡単には除去することが出来ませんのでウエスが汚れなくなるまで作業を続けます。
無水エタノールでは塗装を除去してもベタベタ感がなかなか無くなりませんでした。
ある程度塗装が剥がれたら専用の除去剤を使用し塗装除去の仕上げを行いました。
自分が使用した除去剤はかなり粘度が高く洗浄剤も含まれている様でハケで塗ると泡立ちました。
プロテイン塗装にはタンパク質が含まれていると思いましたので市販の虫取りクリーナーも試してみたところ除去剤とほぼ同様の効果がありました。
最後に樹脂の保護の為に艶出し剤を塗りました。
触るとスベスベとしてベタベタ感は消えました。
面倒臭がりの自分には楽しい作業ではありませんが気になっていたベタベタが取れて満足です。
今回ここまでしか出来ませんでしたがシフトノブの後方から後部座席のエアコン吹き出し口までもベタベタし汚れているので後日また除去します。