BRZのYusuke512さんが投稿したカスタム事例
2022年01月13日 17時53分
カーオーディオはcarrozzeriaのFH-8500DVSをメインデッキとして使用。ZD8はドア内にエアバッグセンサーがある可能性があるので、今回はドアウーハーは純正のままにしつつ、純正のツイーターを撤去した上でバイパス処理をし、デッキをネットワークモードにしてチューンナップツイーターのTS-T736をバイアンプ接続、サブウーハーのTS-WX010Aを追加して、音質の改善を目指す事にした。
オーディオパネルかまだ届いてないので、写真では隙間が大きく空いてしまっている。
単に取り付けただけの段階だと、純正のドアスピーカーがボーカルが籠るし低音は濁り、ツイーターとウーハーは主張しすぎていた。
ネットワークモードを使ったバイアンプ仕様は今回で2度目だが、純正のドアスピーカーを使用してる上、パワードサブウーハーも追加してるので、全体のバランスを取るのが、かなり難しかったが、設定を煮詰めたらかなり良くなった。
まず、チューンナップツイーター、パワードサブウーハー、それぞれで無理なく鳴らせる周波数を調べる為、他のユニットの音を切ってしてカットオフを調整してみたら、当然の事ながらメーカーの性能表や、ユニット側の設定通りだった。
デッキ側で大きくカットオフさせるよりも、緩やかにカットオフして、ツイーターに内蔵されたネットワークや、サブウーハーのカットオフ設定による自然な減衰に委ねた方が音が良かった。
写真は低音側のカットオフ設定のもので、中音のカットオフの設定も既に完了している状態である。
サブウーハーのユニット側のカットオフは125hzと最大値に設定している。
次に全部のユニットから音を出し、先に設定したツイーターとウーハーとの繋がりが良くなるように、ドアスピーカーのカットオフを調整した。ツイーターとウーハーの設定値と合わせた上で、大きくカットオフした方がクリアに聞こえた。各ユニットの減衰特性と相性が良いのかも知れない。
写真は高音側のカットオフ設定の物である。
やや距離が遠くガラスの反射による減衰しがちなツイーターの音量を上げ、前方設置で距離が近く主張の強いサブウーハーを音量を下げてバランスを取り、この時点でかなりフラットになった。
サブウーハーのユニット側の音量は1/3程度に設定している。
最後にイコライザー設定をしたが、若干の抑揚を付けた感じに留めている。200hzを上げ、50hzをやや低くした所、低音の歯切れが画期的に良くなり、サブウーハーが完全に全体の音と調和して一体感のある音質になった。
サウンドレトリーバーとバスブースト、ラウドネスは音の歪みに繋がるので使わなかった。タイムアライメントはリスニングポイントを限定しなければ設定できないようなので、またいずれだ。