コペンのブレーキフルメンテナンス・マウント交換が1箇所だけ厄介・コペンのドライブが気持ち良過ぎる・最高のドライブカーに関するカスタム事例
2021年10月08日 20時28分
車ばかり増えてしまいます。 平成一桁設計の1番勢いがあった頃の国産スポーツカーが好きです。 18歳からFD乗ってますが、ここ数年埃かぶっていて可愛そうです。 最近はコペン、マイティボーイ、スカイラインクーペ、オデッセイを主にいじっています。 車離れが叫ばれる世の中にあって自分の車は埋れさせまい、と思って昔から志高く車造りをしていたら独立して車屋をやっていました。 運命ってこういうことなんですね。 2021/9/5 car tune開始
今回、コペンのこれらのパーツを交換、オーバーホールしました。
写真だけじゃわかりませんね。
フロントブレーキローター(Dスポーツ)
フロントブレーキパッド(エンドレスMX72K)
前後ステンメッシュブレーキホース
ブレーキマスターシリンダーオーバーホール
フロントブレーキキャリパーオーバーホール
リアドラムブレーキカップシリンダーオーバーホール
エンジンマウント・ミッションマウント3箇所交換
ドラムブレーキライニング交換
と言ったところです。
ブレーキ周りは本当に全てリフレッシュ&アップグレードしてメンテナンスしたので、これ以上を望むなら他社種流用か社外キャリパー装着位しか残っていません。
すべての原因はこのフロントローターです。
表側は綺麗です。
しかし裏側はこんなです。
数ヶ月前に長野県のツーリングの聖地、ヴィーナスラインをドライブ中に気持ち良く走っていると、長めの直線からのハードブレーキングで曲がるコーナーが続く区間でブレーキペダルの感触がフカフカし出したので、帰ってから覗いてみるとこんな風になっておりました。
これはダメダメですね。
どう対処しようか色々考えてみましたが、案の定何でもかんでも満足するまで手を入れたい病が顔を出して、一通りやらなければ我慢できませんでした。
元々付いていたパッドはよくわからないメーカーで、得体の知れないパーツを車の中で1番大事なブレーキで使い続けるのは気持ちが良くありません。
さっさとポイです。
まずは後ろからリフレッシュ。
特にシリンダーからの漏れとかはありませんでした。
逆にグリス塗りたくり過ぎで汚いなっていうくらいグリスが塗られていてショックでした。
1年と数ヶ月前の車検の時も見ていますが漏れる気配もありませんでした。
今回はついでだし予防のためのメンテナンスです。
続いてフロントです。
唯一Dスポーツの黄色が野暮ったくて気に入らないですが、ディクセルに数千円足すだけで買えるので、もし中身が一緒だとしても防錆塗装がしっかりしているのでDスポーツを選択です。
エンドレスが特別好きというわけではありませんが、FDやシビックのフロントキャリパーはエンドレスに交換していて、オデッセイもマイティボーイもコペンもすべてエンドレスのパッドです。
何故ならブレンボやAPよりも高性能で細かい改良を知らないうちに積み重ねているからです。
ハッキリ言ってエンドレスは世界一のブレーキアフターパーツメーカーだと思ってます。(特別好きと言うより選択肢が1択ということ
筑波や日本中の主要サーキットで開催されているattackシリーズの参戦者にも多数エンドレスキャリパーが装着されているのもその証拠ではないでしょうか。
ただ最近、スカイラインクーペのパッドはディクセルにしてみました。
その訳はいつかネタの一つとしてアップします。
エンジンマウントその①は外周部分に薄い亀裂が入っていました。
替えるほどではなかったです。
エンジンマウントその②にも亀裂が。
と言ってもこちらも特に替えるほどの亀裂ではありませんでした。
最終難関のバルクヘッド側エンジンマウントですが、こちらも特に交換しなくても良かった状態ですが、そうは言ってもエンジンとミッションの重さで中心部分から下側に潰れ気味でした。
写真上が新品、下が外したマウントです。
最終的にエンジンマウントはまだまだ替える必要は無かったということですが、精神衛生上スッキリしたので満足です。
きもーーーーち停止状態での1速の入りが良くなったような気がする、という変化がありました。
ブレーキの方は一応ローターへの熱入れが終わったのですが、リアがドラムブレーキなのでペダルタッチに殆ど変化も無ければ効きにも変化は有りませんでした。
ただカーボン系の磨材のパッドなので、安心して軽自動車なりの高速度から連続して踏める(減速出来る)安心感は格別です。
早め早めの交換、メンテナンスは効果の体感は出来ませんが、それだけ車を良い状態で維持出来ている証拠でもあります。