エクシーガのSTIアンチグレアドアミラーに関するカスタム事例
2023年01月09日 21時25分
ワンオフテール、ヘッドライトのエクシーガ2.0GTに乗っています。 パーツが無ければ作れば良い!をモットーにDIY(初心者級)に挑戦していきます!! また、10年以上前の車ですのでデジタル関係なものなどをどんどん取り入れて、廃れないような車に仕上げていきたいなと思っています👍
※自己満の解説入りです。長くなりますのでご了承下さい。
こちら、STIアンチグレアドアミラーです。
今VM/VAのレヴォーグやWRXのものは中古でも50,000円台など、結構びっくりな価格です。
デザインも良く、ミラーウインカーも入ってるのでカッコ良いです。
ただしこの代物、実はかなり致命的な脆弱性があります。それはズバリ耐久性....
今回はこちらを修理?していきますので後述していきます。
※自分が付けているものは、SJフォレスター用のものになります。(型番:ST91039ST100)ASPパケのSRVDインジケータが付いているものです。
脆弱性というのはこちら。
SRVDインジケータのLEDユニットが剥がれかかっているため、光らなくていいところも光ってしまっています。
ちなみになぜこうなってしまうかも解説させて下さい。
まず原理ですが、この鏡の裏は特殊な塗膜が貼ってあります。この塗膜のおかげで表から見ると反射しますが、無ければ奥が透けて見えてしまい鏡ではなくなってしまいます。しかしこの塗膜が少しずつ剥がれてきてしまいます。(パリパリ剥がれるイメージ)
インジケータの周りもこの塗膜がありますが、少しでも剥がれるとどんどん粘着力が落ちていきます。(画像ではインジケータの周りも薄らと影ができています。この影の形こそLEDユニット本体であり、それが剥がれかかっているため目視で境界線が分かってしまいます)
つまり、STIアンチグレアドアミラーはなぜインジケータが見えずらく徐々におかしく見えてしまうかというと、純正のようにミラー部分をくり抜きたくなかった(見栄えが悪くなる)から。
そしてDラーでも聞きましたが、こういった剥がれなどのクレームを多く受けるため、生産元を別の会社に移そうとしたが委託先との交渉がうまくいかなかったようです。結果STIが求める品質を維持できなかったため、生産中止となった背景があるようです。
確かに、スバルブランドを着飾るSTIが2年ほどでダメになるようなドレスアップパーツを出していればマズイですよね🤔
ちなみにこちらは買ってすぐの状態。見えずらいかもしれませんが、インジケータ部分に全く問題は見られません。
しかし、
2年経つとこんな具合になります。
かなり飛びますが、鏡とハウジングを分離してパリパリ剥がれてしまった塗膜部分を塗装しました。
ちなみにSRVDインジケータに使ったLEDユニットはトヨタのヤリスのものです🤣
この大きさでも少し大きいのでハウジングは少し削りました。
こちら削る前のハウジングユニットです。
一応塗装したら良くなったのですが、組み上げまで少し作業手順が残っていますので、この記事の続きは次回とします。