リーフのV2H・災害への対策強化・EVで停電対策・リーフ to ホーム・オール電化×EV×太陽光発電×V2Hに関するカスタム事例
2022年11月28日 19時30分
800台限定生産のGTS-Rです。中学の時に見たCMにやられました。「そのとき、精悍」と同時にオートスポイラーが出てくる映像。このCM以上のCMにお目にかかった事は有りません。このCMを見た日から憧れてようやく手に入れました。未だにGTS-Rのオーナーなのが信じられないぐらいです。私にとって歴代最高のスカイラインはR31です。
長年の計画がこの度やっと完成しました。
2007年、新築する時にオール電化を選択。2012年、EVのリーフを購入した時に電力の時給自足と災害対策を考える様になりました。2013年、太陽光発電開始。ここまでは順調でしたが、最後の切り札V2H導入までには時間が掛かりました。
本日朝から業者が設置作業に来てくれます。
V2H本体はこの場所に設置する予定です。
V2Hとは、ビークルtoホームのこと。つまり、EVの大容量バッテリーを蓄電池として貯まった電気を家に戻す事が出来るんです。
例えば、深夜の安い電気をリーフに貯めて、電気料金が高い昼間に使う事で電気料金を節約出来ます。
勿論、晴れた昼は太陽光パネルで発電した電気を家で使う訳ですが、余った電気は今までは電力会社に買い取って貰っていました。
しかし、来年3月で太陽光パネル設置から10年。売電価格が大幅に安くなる(卒FIT)ので、太陽光のメリットを享受出来なくなるところでした。
そこで、V2Hの登場です。
余った電気を二足三文で電力会社に売るのではなくリーフに貯める事が出来るので、まさしく電気の自給自足と言う訳です。
とは言え、この機械がなかなかな金額なので二の足を踏んでいたのですが、今年からV2H購入に対して国から補助金が支給されるようになりました。申請出来るタイミングで直ぐに契約をしましたが、昨今の半導体不足の影響で商品が出来ず、契約から半年もかかってしまいました。
同じタイミングで購入した人はまだ納期未定と言っていたので、それでも私はまだ早い方ですね。
台風シーズン前に取り付けたかったんですが、幸い今年は私の住む地域は台風の直撃は無かったので停電する事は有りませんでした。
来年の卒FITには間に合ったので良かったです。
今までは万一の停電に備えて正弦波インバーターを準備していました。これは車の12Vバッテリーから電力を取り出せる機械。
ハイブリッドのセレナe-POWERに接続すればガソリンがある限り家の冷蔵庫だけでも守れます。
まあ、無いよりマシってヤツですが、幸い出番は有りませんでした。
ただ、今までたまたま無かっただけで、これからも無いとは限りません。
そこで最後の切り札V2Hって訳です。本体がこの様に設置されました。
朝の9時から作業されて16時前に完成しました!
卒FIT対策(売電価格下落への対策)
災害・停電対策(せめて冷蔵庫は守りたい)
電気代高騰対策(深夜料金を昼間に使う)
移動のコスト対策(EV充電の自給自足)
EVバッテリーの充放電はスマホのアプリで簡単。
リーフのバッテリーが30%になったら給電を終了する設定にしたのでリーフでの移動も安心です。
長年の計画が達成されました。
万一の災害の時に助けてくれるでしょうが、万が一はない事を願います。
室内分電盤はここに設置されました。
避難リュックも家族の人数分用意してあります。
何度も言いますが、災害は無いに越した事は有りません。しかし万一のリスクへの備えはしておいた方が良いと思います。我が家は10年掛けてゆっくり対策しました。皆さんも今からでも遅くないので、まだ災害対策をしていないなら少しずつでもされた方がイイと思いますよ。