寅次郎さんが投稿したワイスピ・JZA80・ブライアン仕様・約6000万円・6月17日〜19日 競売に関するカスタム事例
2021年06月21日 21時05分
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【ワイルド・スピード】 あのポール・ウォーカーが乗った“スープラ”落札! その驚きの価格とは?
クルマ好きのみならず、全世界の映画ファンが熱狂する『ワイルド・スピード』シリーズ。8月6日(金)には、そのシリーズ9作め『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開予定とあって、再び世間の話題をかっさらっていきそうな予感。そんな中、『ワイルド・スピード』の劇中で使われた〈トヨタ〉スープラが、アメリカ・ラスベガスで開催の世界最大級自動車オークション“バレットジャクソン”にて、オークションにかけられた!
世界一有名なスープラといっても過言ではない1台が、6月17日(木)〜6月19日(土)に開催された、“バレットジャクソン・オークション”に出品。そして、19日(土)に落札された。気になる落札価格は55万米ドル。日本円に換算するとなんと約6000万円! “バレットジャクソン”からの情報によれば、購入者には車体本体のほか、“『ワイルド・スピード』の映画に出演したクルマ”という証明書も一緒に付与されるようだ。
そして、その劇中車というのが、〈トヨタ〉が世界に誇るスポーツカー“スープラ”の1994年モデル。こちらは、2001年に公開されたシリーズ1作め『ワイルド・スピード』にて、あの故ポール・ウォーカー演じるブライアン・オコナーが運転していた1台だ。
ヴィン・ディーゼル演じるドミニク・トレットが乗る〈ダッジ〉“チャージャー”とストリートレースを行ったといえば、このクルマを思い出す人も多いかも。
もともとこのクルマは、元スタントマンでありカスタムビルダーのエディ・ポールが、カリフォルニア州エル・セグンドのショップにて第1作めのために製作したもの。その後、2作めの『ワイルド・スピード/X2』にもスープラは登場したが、そのときのボディはゴールド。その後は、再び最初の仕様に戻されていたようだ。
特徴的なボディカラーは、〈ランボルギーニ〉“ディアブロ”用のキャンディオレンジパールペイントと言われていて、そして側面には、カスタムペイントで名高い“トロイリーデザインズ”による“ニュークリア・グラディエイター”モチーフが施されている。
そのほか、フロントスポイラーやサイドスカート、ホイールなど、当初の仕様を忠実に再現するために細部にまでこだわり、レストアを行った模様。
さて、こんなお宝カーを手に入れた落札者は、今後どのようにして、このクルマを乗りこなすのか。それとも乗らずに保管して、観賞用にするのか。ん〜、どちらにしても羨ましい限り!