プリウスのユウグラス語録・golazo photo・team G's TOYOTA specialist・G-FELLOWSに関するカスタム事例
2021年02月26日 22時48分
こんばんは、ユウグラスです。
今日は自分の父上について書いてみたいと思います。今日は父上の誕生日でした。
自分自身、19歳で結婚して実家を離れ約17年。
25歳で離婚を経験して別れた前妻との間の娘はハタチになりました。
27歳で今のワイフと再婚し愛知県で小さなアパートを借りて暮らしてました。
今からちょうど4年ほど前の冬、珍しく父上から電話が鳴りました。
その電話で父上が膵臓(すいぞう)癌で余命3ヶ月と宣告された事を知りました。
自分には時間が無い、母さんが独りになってしまう。実家のある岐阜県に帰って来てほしい。
そんな内容の電話でした。
それからと言うものGoogleで癌について調べあさり、膵臓癌は癌の中でも最も生存率が低く、見つかった時にはステージ4の可能性が非常に高く、ステージ4の生存率は0.4%との記載も。
来る日も来る日も父上を心配しました。
腰の痛みを伴う為、父上も最初は腰痛と診断されていたそうです。
諦め掛けていた父上に対して最後まで戦えよ!辛いやろうけど抗がん剤治療を受けろ!と強く薦めました。
家族が一丸となって家族全員で膵臓癌と戦う覚悟を持ち会社に10日ほど休みを頂き、引越しや転所届け、子供たちの転校手続きを平日駆けずり回ってやりました。
抗がん剤治療を始めて1ヶ月が過ぎた頃、家族に朗報が届きます。
愛知県名古屋市に膵臓癌の名医が居る。その先生に一度診てもらおうと縋る思いでセカンドオピニオンを試みました。
今思うと、この名医との出逢いが父上の人生を大きく変えました。
生存率0.4%と言えば4000人に1人助かる確率です。
余命3ヶ月と診断された父上は今日、2月26日に67回目の誕生日を迎える事が出来ました。
3年前、抗がん剤がうまく効いて無事に手術は成功し父上は3ヶ月どころか3年以上経った今でも元気に笑っています。
時にひとりの人との出逢いは人生を大きく変えて行きます。
いつかは皆、土に帰る日が来ますが家族が笑って誕生日を迎えられた事に幸せを感じます。
父上や母上にはいつまでも元気で居てほしい、そう思います。
皆さんにとって家族って何ですか?
友達って何ですか?
かけがえの無い存在になってますか?
自分は家族も友達もみんな大切です。
例えSNSの世界だけの繋がりでも友達や仲間は大切な存在です。
父よ、たくさん肌に風を感じてくれよ。
たくさん笑って人生を真っ当してくれよ。
2021.02.26 yuglas.
最後まで読んで頂き、ありがとう御座います。
父上と母上が闘病生活に入る直前まで仲良く経営していたcafe楓のエントランス前📷