510190さんが投稿したカスタム事例
2018年09月20日 22時39分
サーブ9-3カブリオレをメインに、ジェミニ・イルムシャーも飼ってます。 ずっとアルファ・ロメオばかり乗ってきたので、イタリア車と違ってナニゴトもない日々に感謝と感動を感じています。
(愛車遍歴8)
アルファ75、155と新車のアルファ・ロメオに乗ってきたが、それまでの国産車と異なり、カルチャーショックの連続だった。新車にも関わらず、とれる、落ちるは当たり前で、もげる、溶けるが加わり、だんだん免疫が出来てしまった。
アルファ・ロメオ界の大先輩曰く、
「よくみんな走った実績もない新車を大枚はたいて買うよなぁ」
という言葉が実感として理解できてきたとき、点検で行ったコーンズモータースのショールームで見たのがプロテオレッドのアルファ164Q4。
乗り込んで見ていると、担当のセールスが飛んできて私に、
「これだけは買ってはいけません。もし買ったらもうお付き合いが途絶えてしまうかもしれません。」
と真顔で言われてしまった。
セールスが売りたくないクルマって何だ?と思いながら、そのときは買わなかったというか、高くて買えなかったんだけど、そう言われると俄然気になってしまい、ついに中古で手に入れてしまった。
もはや、新車も中古車も関係ないほど、アルファ・ロメオに免疫ができていたため、中古車どころかドイツからの並行輸入車で走行距離は不明(笑)。そんな個体を買ってしまい、ついにアルファ・ロメオのフラッグシップモデルがやって来た。
アルファ・ロメオの中でも一番大型のセダンでありながら、Q4はシュタイヤープフ(あのウニモグの生産メーカー)のフルタイム4WDシステムをゲトラグ製の6速MTで走らせる贅沢なスポーツモデルで、アルファ・ロメオの工場でどんなに頑張っても日産1台だったそうで、そんな貴重なモデルが手元にやって来たのだから乗り倒さないわけには行かず、早速繰り出した茂木のスパルコ・カップでエンジンをオーバーレブさせ、オーバーホウル後も懲りずにアルファ・ロメオチャレンジなどのサーキットイベントにも連れ出していた。
貴重なアルファ164Q4はアルファ・ロメオオーナーの中でもあまりみたヒトはおらず、サーキットでコースインするときにふとバックミラーを見ると、オフィシャルが手を合わせて拝んでいた(笑)
とにかく「走ってなんぼ」で乗り倒したのだが、当然メンテナンス代も凄いことになってしまった。