CR-Zの頭文字D聖地巡礼・イニD聖地巡礼・椿ライン・乾 信司・最終回に関するカスタム事例
2022年12月08日 08時01分
【激動の1年を締めくくる巡礼へ】
個人的に激動の1年だった今年も早いものでもう12月。締めくくりに本年最後の【聖地巡礼】へ。最後を飾るのはやはり物語最終決戦の舞台である神奈川県の県道75号線にある峠「椿ライン」。椿の花が多く植栽されていることから椿ラインと呼ばれている道路。原作ではサイドワインダーとの神奈川エリア最終戦としてバトルした場所になります。対戦相手は北条兄弟の弟、豪と乾信司。前回訪れた際は北条豪とのヒルクライム編での巡礼でしたので今回は満を辞して物語の最終話を飾った乾信司とのダウンヒル編の目線で巡礼します。
【聖地巡礼の旅 Re:椿ライン ダウンヒル編】
ACT.1「ナチュラル」
サイドワインダー
ドライバー:乾信司
車種:AE86 GT-APEX 2door
プロジェクトD
ドライバー:藤原拓海
車種:AE86 GT-V前期型
【聖地巡礼 Re:椿ライン① 決心】
「しとどの窟」がある見晴台のS字で北条豪と啓介のバトルを見た決戦に挑む事から逃げようとしていた信司はその走りに涙する真子に触発されスタート地点へ向かう事を決意する。
「真子さん、ここで観てて下さい。僕は藤原拓海を負かすかもしれません」
北条豪
「よく来たな、信司!心配したぜ。どんな心境の変化だ?」
乾信司
「北条さんが走っているのを観て気持ちが動きました。ヒーローになってみたいと思いました。走りたいです、やらせて下さい!」
北条豪
「いい顔つきだ。やってみろ。お前以外に居ない、プロジェクトDの連勝記録を止めるのはお前だけだ」
【聖地巡礼 Re:椿ライン① 先行】
久保英次
「私の意見はあくまで先行です。信司くんには圧倒的スピードがありますがバトルに慣れているという点では相手が上です。不安材料は全て排除するのが作戦というものでしょう。彼の持ち味は先行でこそ真価を発揮します。1本目の決着以外ありません」
北条豪
「異論は無いよ、久保さん。信司は今いい顔をしている。アイツが集中出来ている時は手が付けられ無いからな」
北条豪
「プロジェクトDの度肝を抜いてやろう、地元神奈川の峠が育んだミラクルボーイの公道デビュー戦だ」
高橋涼介
「予想通り向こうは先行を選んで来た。1本目が正念場だ。最強の敵だと思え、タイヤを使い切ってでも喰らい付け!手強いゾ、ヤツは」
久保英次
「一時はどうなるかと思いましたが何とかスタートラインに辿り着いてくれましたな」
信司の母
「本当にいざとなるとまだまだ子供でお二人に何と言ってお詫びをしたらいいのか」
久保英次
「詫びには及びませんなぁ、堂々と胸を張ってスタート地点に現れてくれたんですから。ステアリングを握ってしまえば信司くんは別人格ですわ」
信司の母
「そうでしょうか…本当にそうならいいんですが。何だか嫌な予感がします。あの子が馬鹿げた事をしでかしそうで…」
久保英次
「心配は無用でしょう。彼はサイドワインダーの誰よりも若いですが経験値のレベルでは他を遥かに凌駕する熟練ドライバーです。お母さんもそうおっしゃってたではないですか」
【聖地巡礼 Re:椿ライン① ルーツ】
信司の母
「この道路をもう何年通った事になるんですかね。あの子が小学校に上がった年からかれこれ12年になりますかね。私の職場が山一つ越えた箱根の温泉街にあるので、それこそ毎日上り下りしましたよ信司を助手席に乗せて。信司がこの道路をよく覚えているのは当たり前の事ですよね」
「あの子の走りの原点はノーブレーキ走法です。ドラテクの基本からすればナンセンスな話ですがあの子の目的は別にスピードでは無かったしアクセルも踏まないんですよ。下りですから惰性でハンドル操作を中心にスムーズに曲がれるラインを見つけて行くんです」
「あの子がハンドルを握っていれば本当に助手席で眠ってしまいます」
乾信司
「着いたよ、母さん。よく眠れた?疲れている母さんを起こさないように走りたいんだ。今日も上手く行った」
ラリーストだった父とは死別しており、幼い頃から母子家庭で育った。信司が運転をはじめたのも、日々の仕事で疲労した母親を思ってのことである。
【聖地巡礼 Re:椿ライン① 初体験】
乾信司の驚異的なコーナリングに拓海は着いて行けない自分に気が付く。
藤原拓海
「タイトなコーナーが続くと少し離される。コーナーで着けてない、こんな事今まで無かった」
バトルは中盤戦へ
乾信司
「ふんふふんふ〜ん♫」
鼻歌交じりの快走を見せる乾信司が…
次回 ACT,.2 「最強の敵」
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著作・製作 しげの秀一