ヴェルファイアのSIRAKOBATO魔改造・コアンダ効果・SIRAKOBATO超理論・ポルシェ・空力ドラッグに関するカスタム事例
2022年08月26日 06時26分
YouTube でポルシェの空力についての説明で
「この後ろの丸い形状が空力を悪くしている、後ろはスパッと切った形状の方が空力がいいんですよ」
は、、、、😮
牛乳を飲んでいたら
鼻から牛乳を吹き出してしまうところでした
後ろの丸い形状はコアンダ効果によって
ななめ後ろに力が生まれてしまい
空気抵抗になってしまう
と説明しましたが
でもね、、ポルシェは違うんですよ
後ろの形状が下がっている物体が
進むとき
後ろの下がっている部分で
流速がアップすると以前書きましたよね
その流速がアップした空気が流れは
天井の部分の空気を引っ張り
天井の部分の空気の流れが速くなるということは
フロントガラスの上の部分も
空気の流れが速くなるのです
流れが速くなるということは
そこにコアンダ効果が起こりますよね
そうポルシェは
後ろの絞り
エンジンルーム上の絞り
リアフェンダーあたりの絞り
この辺りを絞ることによって
フロントガラス天井左右の
空気の流れを早くしているのです
そしてフロントガラス廻りに
コアンダ効果が起こる
このコアンダ効果は前側の丸みなので
斜め前方に力が加わるのです
ポルシェの後ろの滑らかな絞りは
空気抵抗低減になっているのです
でも、このリアのテールランプの辺りで
急激な曲がりが起こっていますよね
ここに後ろ側に引っ張るコアンダ効果か
生まれるのですが
このテールランプをよく見ると
真ん中の部分が凹んでますよね
そうこの真ん中の部分の凹みで
テールランプで起こるであろう
コアンダ効果を消しているのです
なおかつテールランプは
樹脂で作ってますよね
樹脂は、たくさんの静電気を作る
静電気を作るということは
その静電気によって空気の流れが
乱れます
その乱れによって渦が起こるんですよ
そうボルテックスジェネレーターを
後ろ丸い向きでつけた状態が
ここで起こっているのです
素材によってもコアンダ効果をなくしている
このようにテールランプの形状
素材によって
ポルシェはテールランプ周りで起こる
コアンダ効果をなくしているのです
本当によく考えられていますよね
以前
なぜボディの後ろ側にアルミテープを貼ってはいけないのか
そのことについて説明しましたよね
後ろの方にアルミテープをつけると
ボディ表面に流れる空気の流れは
綺麗になり
よりボディ表面に沿うように
空気が流れます
ということは
リアの角の丸い部分で
空気がより曲げられ
斜め後ろにコアンダ効果の力が
起こってしまうのです
ボディの後ろ側は
あえて静電気を発生させ
気流の乱れを起こし
表面に沿うように流れてしまう
空気の流れを
剥離するように変化させ
リアの曲がり角で起こるコアンダ効果が
起きないようにする
この方法が正解なのです
ポルシェはテールランプの素材によって
この状態を作ってます
本当によく考えられている車だと
感じます🤔