ターセルのせっせっせっーのよいよいよいさんが投稿したカスタム事例
2018年09月04日 14時35分
トヨタ初のFF車 初代ターセル(AL10,11,12)のパワートレインについて説明したいと思います。
トランスミッションに内蔵されたメインドライブシャフトが車体前方に伸び、デフはクラッチ下に置かれています。 エンジン縦置きを採用した理由としては「整備性向上」、「既存のオートマチックトランスミッション搭載の有利性」、「不等長ドライブシャフトに対する等長ドライブシャフトの優位性(トルクステア軽減)」などが挙げられていたそうです。
このパワートレインレイアウトからエンジンとデフが「2階建て構造」となったことにより、車体から観るボンネットの高さや側面のベルトラインが比較的に高い位置となるデザインとなり、ライバル車に対しロングホイールベースやホイールハウスのないリヤシート、エンジン縦置きレイアウトなどを特徴としています。それによりこのサイズの小型乗用車としては、広い十分な室内空間を確保でき、アメリカ市場において重宝とされ、人気を博したそうです。
下の写真は実際のミッションケースです。
長い文面となってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございますm(__)m