セルシオのいつもイイね&コメントありがとうございます😆・出逢い・車検に向けて・マジェスタ14系・セルシオ20後期に関するカスタム事例
2023年06月20日 19時20分
相棒のセルシオに乗り始めて20年目🌟 ドライブを兼ねた旅行が趣味なので、全国各地を走ってきました✨🚘✨ 投稿頻度は多くはないですが、その代わりに好き勝手な投稿ばかりしています(^-^)v
相棒のセルシオ🚘✨
記念すべき「10回目の車検❗️」へ😆
カーチューンを始めてから、初の車検がキリの良い10回目となりました🎉
・バリバリにドレスアップされている方
・ビシッと綺麗に維持されている方
・弾丸ドライブを楽しまれている方
・メンテナンスを徹底されている方
・何物にも代え難い愛車を大切にし続ける方
・上記どれにも属さないけど、やる事が面白い方
等々、いつも皆様の投稿を拝見させて頂きまして、とても楽しませてもらっているのと同時に、最高に車愛が伝わってきて刺激を受けています🙇♂️
そこで...
今まで誰かに語った事など当然無かったのですが、タイミング良く10回目(所有期間18年)となりましたので、皆様からの刺激の影響もあり、今回は...
今でも鮮明に思い出せる「私と相棒との出逢い✨」を投稿してみようと思いました。
特異な投稿内容かもしれませんが、今後に話すような機会は2度と訪れないと思いましたので😊
お時間がある時にお読み頂ければ幸いです。
それでは...
これは10代の終わりの頃。
以前の投稿で記載した通り「父親のお下がりのマジェスタ」を貰い、初めての車を満喫していた。
友人との遊びはもちろんの事「気になるあの子とドライブデート」という超絶イベントを人生で初めて叶えてくれた愛車である。
今でも、そして当時もマジェスタは大好きであったが、実は免許取得前の高校生の頃から本当に欲しい車が決まっていたのだ。
それが「20セルシオ後期型」だ。
しかし...
当時はとてもじゃないが簡単に手の届くような車両価格ではなかったのだ❗️
マジェスタを乗り始めた頃の中古価格で
「30系セルシオ後期型」が現行車で580万〜
「30系セルシオ前期型」で460万〜
くらいだった記憶がある。
「20系セルシオ後期型」はそれよりは多少安いとは言え、当時の年齢ではよほど特殊な場合を除いては、なかなか購入出来ないと思われる。
どれだけ欲しかったのかと言うと...
今の時代にはおそらく皆無だろうが、就職のための面接で「将来はセルシオに乗りたいので、御社で仕事頑張りま〜す(^з^)-☆」などと口に出してしまう程であった...
セルシオのカスタム雑誌や中古車情報誌を読みながら「とにかく俺は必ず乗る」という根拠の無い、そしてブレない確約だけを胸に秘めて時が経過した。
いつしか「遊びがてらの成人の儀」を受けたが、その後も友人や彼女とマジェスタで走り回って遊び抜いていた。
しかし...貰った時点ですでに220,000kmを超えていたので、だんだんと劣化してくるのも当然だ。
車高を落としてしまったのでエアーサスペンションがヘタって柔らかすぎるようになったり、トランク内に収納されている「純正12連CDチェンジャー」が湿気のある日は使い物にならなくなってきていた。
たくさんの思い出を貰い、慣れ親しんだマジェスタだったが「そろそろ乗り換えなのかなぁ」と徐々に考え始めていた。
だが、答えが出ないまま更に時が経過した...
仲の良い茨城の親友と、車高ベタベタ&フルスモの15クラウンでそこら辺をプラプラと走っていた日曜日の事。
暇を持て余していた2人は、中古車情報誌に載っているセルシオ専門店に実車を見に行く事にしてみた❗️
当日の服装は「かなり薄いライトピンクのスタンドカラーシャツ・インナーは黒のタンクトップ・ライトブルーのデニム・白レザーサンダル」である。
そのような服装だったので「黒革シート」のセルシオに乗り込むと妙にカラーバランスがしっくりきたのだ🎶
その瞬間に「外装は白・内装は黒」が決定された❗️
そして、マジェスタのエアサスが柔らかすぎ(ヘタりの影響もあるだろう)て車高を落としての走行に不安を感じていた私は、ゆくゆくは硬めの車高調を入れられる「バネサス仕様」にしようとも決めていた。
他の要望は「サンルーフ付き」&「マルチビジョン有り」だった。
これらのわがままな要求を満たしてくれる仕様はただ1つだ...
「B仕様erバージョン」という特別仕様車だ❗️
※20系セルシオの黒革はerバージョンのみ選択可。
※サンルーフ標準装備。
※専用バネサスペンション。
※マルチビジョンはオプション。
この日はその全てに当てはまる車両は無かったのだが、希望のカラーや仕様は決まった。
そして数ヶ月後...
たまたまいつもの中古車情報誌を見ていたら...
あの専門店にかなり良さそうな車両が入庫していた。
そこで、マジェスタでお世話になっていた整備士に一緒に行ってくれないかと頼み、2人で数日以内に見に行く事に。
そして当日...
目当ての車両は1番目立つ場所に停められていた。
白ツートンのボディ・黒本革・マルチ・サンルーフ。
見た瞬間に心に決めた。
これが私と相棒との初の対面だった。
エンジンルームを含めて一通り見回し、理想の状態で外装も内装も文句無し。
元々、気に入れば契約するつもりでいたので即購入。
後は納車を待つだけである。
しかし、翌日に重大なミスに気付く...
なんとっ❗️
あの日、あまりの高揚感の為に試乗をし忘れていたのだ💦
それに気付いた私は「問題がある車をあの値段で売る訳はねーよな」と自分で自分を納得させた。
あれだけ情報誌で「中古車購入時の注意点」なるページを集中して読んでいたのに...
まぁ...「車」や「気になるあの子」を目の前にした時の男の脳とはその程度のものである。
とにかく❗️契約は無事に終わった。
今後の納車が楽しみな反面、辛い事もある。
マジェスタとの別れだ。
父親とその息子。2代に渡ってお世話になってきた。
廃車引渡し前日の夜、父親を助手席に乗せてドライブに繰り出し、相棒マジェスタのラストランとなった。
翌日は感謝の気持ちを込めて、酒と塩で御清めして別れを告げた。
最終走行距離は約280,000km。
お下がりで貰って、27ヶ月...
その期間で約60,000km程を共にし、車の楽しさを教えてくれた。
そして...
悲しさも乗り越え、いよいよセルシオの納車日が❗️
7年落ち・走行距離4,000km・記録簿有り。
その記録簿を見る限り、前オーナー所有時は
「1年で多くて1,000km」
「酷い時は1年で300〜600km程度」
しか動かしていなかったのだ。
何のために買ったのだろうか...
今でこそ1日の走行距離の最高記録が「1,400km」の私には理解し難かった。
当時はドライスタートなんて言葉は知らなかったが、それだけの期間を放ったらかしにされていた車なので、上記のドライスタートが多くてダメージの懸念もあったが、幸いにもエンジンの異音や駆動部分の違和感も無かった。
見事に購入時の試乗を忘れた私は、こうして納車時に初の試乗?を完了させようやく安心する事ができた。
ついに憧れの車を手に入れた❗️
嬉しくて嬉しくてあちこち意味も無く走りまくった。
乗らない日も見に行ったり、洗車も真冬の夜中から明け方にかけてやっても苦にならなかったくらいだ。
誤解を恐れずに言えば、皆様も経験があると思うが「一目惚れした女性」と付き合う事が出来るくらいの喜びと言うのが分かりやすいかと思う。
それは...今の「皆様と相棒」もまるっきり同じだと思います。
このようにして18年前の夏...
我々の新たなカーライフが始まりを迎えた。
そしてその後...自分はいつも通りの投稿のように...
たくさんの風景と...
何度もの季節を...
共に見て...
共に過ごしてきた...
気付けば...
いつの間にか...
「全然走らせてもらえない車」
から
「日本中走り回れる相棒」
へと変わる事ができた。
長い期間所有されていたり、毎日お乗りになられていらっしゃる方は、購入当初の事を忘れてしまう事も少なくないと思います。
たかが一個人の「購入日記」にどのような効力があるかは分かりません。
もしかしたら何もないかもしれません。
ですが...
ほんの一時でも「あの日」の出逢いを思い出していただくキッカケとなり、又は、ご自身の相棒に対する何らかの感情を得ていただける事ができましたら嬉しく思います😊