カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・タントに関するカスタム事例
2025年02月01日 12時04分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ 再レビュー編
ダイハツ タント(4代目)
続いて4代目タントの再レビューです。2022年に乗りましたが、今回改めて乗りました。以前カスタムNA、カスタムターボ、ファンクロスを紹介してますので、同じ箇所は省きますね。
4代目タントとは?
『2003年発売、圧倒的な室内の広さや視界の良さを特徴とし、2019年のフルモデルチェンジで4代目となる「タント(TANTO)」。サスペンションや骨格の部品配置をゼロベースで再構築したプラットフォームを新開発。世界初となるスプリットギヤを用いた新技術を採用した新CVTや大幅改良したエンジンなどのパワートレーンを含め、すべての機構を一新したことで、「走る」「曲がる」「止まる」といった基本性能が大幅に向上。ラインアップは、「L」、「L スマートアシスト非装着車」、「X」、ターボエンジン搭載の「Xターボ」、タントカスタムには「カスタムX」、「カスタムL」、ターボ搭載の「カスタムRS」を設定。それぞれ2WD、4WDを用意。「タント」のエクステリアは、シンプルで愛着を感じさせるアイコニックなフロントフェイスと、連続したシームレスな面で洗練された塊を表現した、包み込まれるような安心感のあるボディに、愛嬌あるフルLEDヘッドランプと、視認性を高めたLEDリヤコンビネーションランプを採用。「タントカスタム」のエクステリアは、厚みを持たせたメリハリあるフロントフェイスやサイドのボディ形状、ボディレリーフを一体感のある造形とし、明快で存在感あるスタイルを表現し、フルLEDヘッドランプにはアダプティブドライビングビーム(ADB)を、リヤには特徴的なクリアクリスタルLEDリヤコンビネーションランプを採用し先進機能と形をリンクさせた。さらに、室内空間の広さに加え、「ミラクルオープンドア」を生かした新しい使い方「ミラクルウォークスルーパッケージ」を実現し、使い勝手の良さをさらに向上。また、「次世代スマートアシスト」として、充実した先進・安全装備を採用するなど、全方位で大幅に機能と性能を進化させた。従来からの機能に加え、「車線逸脱抑制制御機能」、「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」、「LKC(レーンキープコントロール)」、軽自動車初となる駐車支援システム「スマートパノラマパーキングアシスト」などの機能を採用。また、SRSサイドエアバッグとSRSカーテンシールドエアバッグを全車に標準装備。ボディカラーは、「タント」には新色「マスタードイエローマイカメタリック」を含む全9色、「タントカスタム」には、新色「シャイニングパールホワイト」を含む全11色を用意。』
(goo-netより引用)
今回の車両は令和2年3月登録のXです。新車価格は149万500円、四駆が161万7000円です。現在は12万円程値上がりしています。
外観
外観は、先代型もかなりシンプルでしたが、今回はグリルが付きました。黒塗装のグリルで、シンプルながらスタイリッシュな印象があります。サイドは、下側に少し彫りがあるデザインですね。ファンクロスやカスタムだとここに追加パーツが入ります。リアも、先代型の印象もありつつシンプルです。樹脂製のテールゲートですので、ライバルと比べてここは軽いですが、マグネットは付きません。まとめると、外観は標準モデルの先代型より良くなった気がしますね。
で、2代目タントから続く左側ピラーレスです。ラウムとかアイシスもこれでしたけど、私は無くてもどっちでも良いです。ただ、左側のドアは少し重たくなります。
内装
ドア側はハードプラのみです。インパネも白色の装飾がありますが、安っぽいです。N-BOXならエアコン周辺の質感の高さはありますが、タントは無いです。ただ、安いモデルならこれで良いのかなと。室内照明はLEDです。シートが柔らかすぎるのでダメですね。最近腰を痛める機会が増えたのも関係しているかもですが、1時間乗ったら腰痛出ました。ヘルニアには気をつけたいと思います。また、4代目の初期型なのでチルトステアリングがありません。ただ、足元空間の狭さは特段感じませんでした。最初からチルトステアリングは付けてほしかったですね。今は付いています。このシートは私は嫌ですね。助手席は20cm〜平手が入らない程です。後席のスライドドアは質感は変わりませんが、ボディ剛性は軽自動車の中なら低いです。開け閉めでかなり反響します。ここはまるで2代目シエンタみたいです。後席のシートも柔らかいです。身長177cmの私で、頭上空間が拳5個、後席が32cm〜平手が入らない程でハイトワゴンなので広いです。角度調整はできます。
メーターは視認性問題ないです。2代目N-BOXみたいなメーターです。
車幅はボンネットがほぼ見えず掴めないですし、ワイパーも結構見えてます。残念です。
荷室
大体ですが幅111cm、奥行き32cm、高さ106cmです。
後席を倒しますとフラットにはならないですね。奥行き127cmになります。
横になりましたが狭すぎて無理です。
一応前席と後席は繋がりますので、これで車中泊はできるかと。ヘッドライトは撮り忘れましたがLEDです。ウインカーも4代目タントから始まったじわじわ光るパターンです。ここだけ見れば、最近のマツダ車やBMWみたいな光り方なので質感は高いです。テールランプもLEDですが、点灯パターンはファンクロスと一緒で、リアのウインカーは豆球です。
タイヤ
14インチのホイールキャップです。カスタムNAとファンクロスNAで14インチアルミホイール、カスタムターボとファンクロスターボで15インチアルミホイールになります。タイヤはブリヂストンのNEWNOです。
搭載エンジン
KF型の52馬力、CVTになります。アクセルは問題なく、ブレーキも軽自動車の中では良く、3割くらい遊び、そこからしっかり効きます。ただし、現行N-BOXや現行ルークスと比べるとやや効かない印象はあります。加速性能は普通です。低速域もしっかりパワーがあり、CVTもスムーズなので、ここはN-BOXより優れています。加速反応は2テンポ遅れます。静粛性は、N-BOXより無いなという印象です。ロードノイズはそこまで目立たない感じでした。停車時は、シートに大きな振動が来て不快です。もう少し抑えてほしいです。足がピリピリするレベルです。dBは56前後です。ハンドルは軽さがあり適度ではあります。ただし、ライバル同様ハンドリングのだるさは結構あります。サスペンションは良いですね。ソフトで乗り心地が良く、ここはN-BOXやスペーシアと互角です。後ろからの突き上げも感じにくく、しっかりリアサス仕事しています。直進安定性は普通です。高速道路も、乗り心地がソフトで良いですね。dBは70前後でした。カーブ曲がる際ロールは結構感じますね。で、これもやはりワンタッチウインカーです。やめてほしい。
まとめ
良いところ
・ストレート式シフト
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・CVTの制御は良い。
・乗り心地がソフトで⭕️。+0.5点
悪いところ
・ワンタッチウインカー。−1.0点
・柔らかすぎるシート。−0.5点
・ペダルレイアウト❌
・車内からワイパー見える。−0.5点
・停車時の振動が大きい。−0.5点
評価:3.0点 普通。よく見てから検討しましょう。
結局昔レビューした時と同様に3.0点です。乗り心地とかCVTとかは良くできていると思いますが、後は微妙な箇所が目立ちます。現行モデルの場合これならN-BOXやルークス選ばれた方が良いです。現行スペーシアと比較した場合は互角です。どちらも私はそこまでお勧めはしないです。新型では、できればシートをもう少し固くして、かつてトヨタで販売されていたラウムやポルテ、スペイドみたいに、ユニークさもありつつユニバーサルデザインを取り入れて貰えると良くなると思います。