かずさんが投稿したカスタム事例
2022年03月20日 23時36分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
バイト先の社長から電話がありお客のエブリーワゴンのスタットボルトが一本折れてもう一本は緩まないとの事で作業をして欲しいとの事で作業する事に。
現車を確認すると見事に一本は折れて一本は緩んだ状態です😓
タイヤを外すため緩まないナットをなんとか緩め外しました。
インパクトで緩めたのですが一揆に長く緩めるとボルトが熱をもちすぎてハブのスプラインをなめてしまうのである程度緩めたら止めてら冷やしまた緩めるの繰り返しでなんとか外れました。
キャリパー、ローターを外して折れたスタットボルトを外から叩き込んで抜きますが折れたスタットボルトは抜けますが折れていないボルトは長いのと笠が邪魔で抜けません😨
どちらにしろ交換なので切って抜きました。
新しいボルトを入れるのですがやはり笠が邪魔で入らないのでナックルの一部を削り軽く叩きながら入れました。
ハブにボルトを圧入するのですがハブは外さないのでいつもなら厚みのあるカラーを入れて使わないナットで締め込んでいくのですがカラーを持ってこなかったので13ミリの使わない片目片口(メガネでも可)を使って締め込んで行きます。
締め込む前にボルトのスプラインとハブのボルト穴のスプライン跡を合わせてから締め込んでいきます。これを合わせないとボルト穴のスプラインがなめてしまいボルトが固定できなくなりハブ交換か溶接するはめになります。
ハブとボルトの笠がしっかりと当たるまで締め込みます。一応他のボルトも問題の無いナットを奥まで手で回し引っ掛かりが無いか確認します。一応16本全て問題はなさそうでしたがダイスを使いネジ山修正しておきました。
外したキャリパー、ローターを元に戻しタイヤを付けてナットをトルクレンチで締め付けます。
スズキの軽自動車のナットはテーパー面積が狭く純正アルミでも年数が経つとテーパーの角がアルミよ鉄ホイルに食い込み緩めなくなったり最悪純正ホイルレンチやボックスで緩められなくなります。スズキ、日産、スバルはネジピッチか狭い1.25なので気を付けて作業しないとネジ山を囓ったりなめたりするので早めに社外ナットに交換した方がいいです。
今回は聞いたところお客が久々に自分で交換しようとしたらしく十字レンチや専用レンチで手でやったらしくしかも昔の人がよくやった体重かけでしたらしく緩めるのではなく締めるほうへ体重をかけて回し更に体重をかけた為に真っ直ぐにソケットか入らず斜めになりネジ山がなめたり折れたのではないかとおもいます。