スカイライン GT-RのLM Limited・新車化・純正新品部品・ニュルヘッドカバー・チタンフロントパイプに関するカスタム事例
2021年04月03日 21時21分
エンジン搭載編②です。
写真は新品ニュルエンジン用ヘッドカバー一式です。
今回のベースエンジンは元々ニュルエンジンで、純正のニュル用ヘッドカバー類は装着済、別に汚い訳でもなく、非常に高価なため悩みましたが、、、、「新車感」にこだわるため、カバー類一式新品としました。
カムカバー交換に伴い、パッキン、周辺の配管及びボルト類も全て交換します。
ボルト類は再亜鉛メッキでご覧の通り
傷防止のカバー類を外してお見せできないのが残念ですが、やはり新品の艶、輝きは何物にも変え難いものがあります。
ラジエーターはARCスーパーマイクロコンディショナー、純正シュラウド、マウント類及び配管類は全て新品に
ファン&ファンカップリングも純正新品に
この辺りは新旧品を混在させないのが鉄則です。
ラジエーター周りもほぼ完成です。
オイルクーラーはHKS
当初はNISMO製を加工装着するつもりでしたが、NISMOオイルクーラーはNISMOバンパー前提の設計で純正バンパーの場合、加工しても果たして装着できるか不明であったため、HKS製を購入しました。
こちらは仮付の様子です。ヘッドライトは取り外した状態、フィッティングの大きさに注目して下さい。
後期純正キセノンヘッドライトを装着すると、キセノンのバナーがオイルクーラーのフィッティングに接触して装着不可です。
HKSのオイルクーラーは前期用と記載されているのはこのためです。
装着には、バナーの移設が必要ですが、できる限り純正の雰囲気は損ねたくありません、、、
私の気持ちを汲んだ主治医が、バナーの取り付け位置を最小限移動させて取付可能なよう加工してくれました。
この位置関係なら、振動による多少の動きも含めてギリギリフィッティングが装着可能、かつ、純正の雰囲気も損ないません。
オイルクーラーの配管も美しく取り回してくれました。
フジムラオート製の等長チタンフロントパイプです。
口径は70×2〜80パイ HKSアウトレットの口径も70パイのため、ぴったり合います。排気効率向上に期待したいと思います。
なお、フジムラのフロントパイプはチタン製では希少な完全等長タイプになります。
ただし、最低地上高は下がってしまうため、地上高確保が必要な方は東名パワード製のチタンフロントパイプがお勧めです。
空燃比計を取り付けるため、チタンナットを溶接します。
今後のセッティングの為、やむを得ないですね。
ATSカーボンツインクラッチ
ゲトラグを搭載しました。
ゲトラグについては、一昨年の年末にNISMOゲトラグコンバージョンキットを新品装着、千キロほど走行してやっと慣らしが終わった状態です。
GTIIISSタービンなら、フルブーストでも全く不安ありません。
チタンフロントパイプ、キャタライザーとチタンマフラーを装着
等長チタンフロントパイプと主治医が製作した珠玉のエンジンを組み合わせたら、どんな高音を響かせてくれるのか、、、、想像しただけで脳汁が溢れます笑
殺人的に忙しい主治医に無理を言って、前後ドライブシャフトをリビルドして頂きました。
一昨年のシャーシリフレッシュ時にリビルド品で換装済ですが、万が一でもブーツが切れてグリスが飛び散った日には発狂してしまいますので笑 主治医の手で再度新品同様にして頂きました。
これで、再リセット完了
こう言ったところも新旧品を混在させず、管理を容易にします。
取付用のボルトナットも再亜鉛メッキ品
作業はまだまだ続きます。
エンジンルーム運転席側のヒューズボックス内にある全てのリレー及びヒューズ類を新品交換します。
室内に装着されているリレー及びヒューズ類も全て交換します。
リレー類は25年の歳月を経て黄ばんでいました。
今回は「新車化」ですので、徹底的にやります。
ヒューズ&リレー類、全交換完了です。
また一つ、不安要素が減りました。
ブースト制御はHKS EVCを使用します。
純正感を損ねるパーツですので、極力目立たぬよう装着
コントローラー部分もグローブボックス内に隠します。
完成までもう一息
間もなく、全ての養生を取り払った姿をお見せできると思います。
エンジン搭載編③に続きます。