アルトバンのSIRAKOBATO超理論・アルミテープ・空力・コアンダ効果に関するカスタム事例
2023年10月10日 06時57分
マツダ717C
由良拓也氏がデザインした
このレーシングマシン
実に優れたデザイン
でも、あることに気づかなかった
それに気づかなかったため
コアンダ 効果を効率的に活用できなかった
優れたデザイン だっただけに
本当にもったいない
YouTube で
コアンダ効果について
分かりやすいものがあったので
まずは 見てください
https://youtu.be/Q1Zsmjg7BSc?si=p-p6gjql4UaxriPk
動画で見られるのが
コアンダ効果
紙コップの下に
空気を流し込むことによって
空気の粘度により
その流れた空気は
紙コップの縁に沿うように流れ曲がり
その曲がった空気は
紙コップを引っ張ることになり
紙コップを
空気を吹き付けた方向に進ませるのです
この空気の流れ
風洞実験では
空気を 車体に吹き付けているので
車体 周り全体に
空気の流れが起こっているのですが
実際には
車の方が動いていて
周りの空気が止まっている
そのため 動画にあったような
空気の吹き付けは
起こっていない
ですが 車が動くことにより
車が空気にぶつかります
そのため 車の前方では
空気が横に流れる
そう、車の前方では
動画のような、空気を吹きつけた
空気の流れが起こっているのです
その、横に流れた空気
車の角で曲がることになるので
曲がった方向に力が発生する
そのため、車の前方の角では
動画で紹介したような
コアンダ効果が発生し
車を前方に引っ張るのです
ですが
何もしなければ うまくいくわけではなく
車の塗装により
そのマイナスに帯電する塗装は
前方で横に流れる空気に
引っ張る力を与え
その引っ張る力は
空気に渦を発生させてしまう
そのため その渦により
横の角で流れる空気は
車に沿うように流れるわけではなく
渦によって 空気の流れが剥がされてしまう
そのため 前方の角では
コアンダ効果が発生しづらいのです
その渦を減少させるために
静電気を放出させる
そう アルミテープを貼るのです
アルミテープを貼ることにより
塗装で発生する マイナスの静電気が減少され
プラスに帯電する空気を
引っ張ることなく
前方で横に流れる空気が
綺麗に流れるため
車の前方角の空気が
ボディに沿うように流れる
そして、斜め前方にコアンダ効果が発生する
車を前方に引っ張る力が発生するのです
そのため 燃費が向上する
なおかつ 渦の発生が少なくなるので
風切り音が
車の周りの風による騒音が
少なくなるのです
マツダ 717 C
この前方のデザインは
空気を積極的に横に流し
車の前方角でコアンダ効果を発生する
とても優れたデザインなのですが
前年の、RX -7のフォーミュラーカー
それと 大した 変化が見られなかった
それは 静電気
静電気が空気の流れを邪魔したため
この優れたデザインの恩恵が受けられなかった
それに気づかなかったのが
失敗ですかね🤔
ですが
あとに変化させた
前方の作り方
フロントの下側
写真を見ていると アルミ板ですね
なんとなく静電気について
気づいたのだろうか、?
でも?今度は上のデザインを
跳ね上がるような形にしてしまった
これではここで空気抵抗が起き
せっかくの下側の静電気を除去する
アルミ板
それを相殺するような形にしてしまった
トライアンドエラーで
エラーを起こしてしまったということに
このフロントのコアンダ効果を利用する
さすがアルミテープについて
特許出願した トヨタ
そのトヨタの TS 050
そのフロントの丸みを帯びたデザインは
積極的にコアンダ効果を利用する形
そのフロント側には
静電気を発生させない 素材や
静電気を放出させる素材を
使っているんでしょうね
そのため マツダ 717 C のようなデザイン
それを使ってきたのでしょう
静電気を放出させる
または利用する
それは
車の空力を向上させる
最も手軽なチューニング なのです