アルテッツァのM.B.Tさんが投稿したカスタム事例
2020年07月04日 10時02分
続き
まずは、プラグを慣らし用熱価5番から8番へ。
オイルも、フィルター込みでエンジンとミッシュンを本番用へ交換。
車をシャーシに乗せて、全開時の合わせ込みを
行います。この日は32℃曇り湿度88%。
エンジン冷却用でブロワー2機回しましたが、
全開にした回数だけ、やはり熱と湿度の影響が出ます。
最初は、ウエストゲートが早く開いてしまい
ブーストの立ちが悪く、スプリング交換等を行い調整して行きます。
この時点で、5回はシャーシ回してます。
で、肝心のグラフ。
以前2013年3月頃計測したデータ写真上と比較すると、下からのツキは非常に良くなっているのですが、回せば回すほど排圧高くなって、上が伸びて来ません。
これは今回測定したグラフ
これは、290、280のカムシャフトとリフト13mmの影響です。
オーバーラップは街乗りメインの為、カムプーリーで小さめに設定していますが、吹き抜ける量が以前と比べものにならなく、下からフルブーストかかりる様になりましたが、ターボのサイズややフロントパイプが細くて排圧が抜けないので、こんなグラフになりました。
要するにカムシャフトとタービンとフロントパイプのバランスが悪いって事です。予想はしてましたがここまで影響するとは思いませんでしたが😅
但し、ピークを抜かせばブーストのインターセプトが下から出てますので、レスポンスが良くなりました。
しばらくはこのまま走ってみようと思います。
後日、街乗りの普段使う領域を確認しながらドライブして完了です。
お疲れ様でございました。m(__)m