180SXのステアリング交換・RAPFIXに関するカスタム事例
2018年02月09日 01時40分
※エアバック付きの車は、安全のためにバッテリーの-を外して10分程経ってから作業を行ってください。
赤○部分の裏側に+ネジでホーンボタンが固定されているので外し、カバー部分を手前に引っ張ると19mmのナットでハンドルが固定されています。
この時、クロスレンチを使うと力をかけやすいですが、ナットを外しきってしまっていけません。
ハンドルを外すのに、揺すったりグイグイ引っ張ったりするため、引っ張っている時にスポーンとハンドルが取れてしまうとハーネスの断線や怪我の原因になりますので注意が必要です。
ハンドルを外したら、用意した社外のボスへ純正ハンドルの裏側を確認しながらピンを打ち込みます。
※2) 純正ハンドル→RAPFIX用ショートボス(私の場合は、602タイプの618Sというものになります)+RAPFIX取付です。
本来であれば、社外ボスやハンドル、ホーンボタンを取り付ければ作業は完了ですが、前に一度社外のボスを外したときに裏のホーン接点の金属板が摩耗によりペラペラになっていたため、車側のホーンの接点が摩耗しているだろうということもありホーンの接点(BODY-COMBI SW:25567-88E00)も交換します。
外し方としては、コラムカバーを上下とも外し、緑丸に片側2箇所ずつ計4箇所ネジでレバーが固定されているので、それを外したらレバーを外せます。(左右とも行う)
この部品を外すには、紫のネジを緩めてバンドずらしてからの方がやりやすいです
右:車に付いてたもの
左:新品
色はロット違いなのか、はたまた材質違いかは不明ですが、接点自体も摩耗からか長さが違います。
ちなみに、長さ測ってみたら、新品が9mm、中古が5mmでした。
特に注意するコツは…
強いて言えば、穴に突起物をはめて、バンドのネジを硬すぎず緩過ぎずの適度な締め付けを行うくらいです。
元あった様に、ワイパーやウインカーレバー、コラムカバーを取り付けます。
この時、ホーンの+線として出ている平ギボシを繋いでおかないと、ハンドルを付けた時にホーンが鳴らないってなってしまうため注意してください。
汚い字でスイマセンm(_ _)m
写真の様に、ボスの裏面とホーンの接点に適当なグリスを塗ります。
私は、リチウムグリスを塗りました。
グリスを塗っておかないと、金属摩耗を促進してしまい、以前付いてた社外ボスの様に端子が摩耗してしまいます。
モノによってではありますが、接触している稼働部分やバッテリー端子には基本的にグリスを塗っておくほうが良いです。
間違えてもホイールナットには塗ってはいけない(オーバートルクからのハブボルト折損等の原因になる為)です。
ボスを取り付けたら、念のために付属している新品のナットとワッシャーを使って規定トルクで締め付けます。
以前、ハンドル交換した時同様にトルクレンチを使い39N.mで締め付けました。
ここのナットは、整備要領書には再使用禁止部品とのことで書かれてます。
ボスを取り付けるときは、TOPの表記されてる位置に注意してください。
後は、ボスに付属のネジでRAPFIXを固定し、RAPFIXにハンドルを取り付け、ホーンボタンを取り付けて各部ガタツキやハンドルのセンター、各部作動確認をして作業は完了です。
ホーンの-端子のギボシが刺さる部分を場合によっては、数mm位か削ったり少し曲げないとボスのナットに接触してしまったりします。
私の場合は、例にも漏れず少し加工や折り曲げないといけませんでした。
RAPFIXとPersonalのホーンボタン、相性が悪いのか無加工でははまらなかったため、ヤフオクでmomoのホーンボタン用意しました。
使用するホーンボタンの種類によっては、ホーンリングを脱着する必要があります。
momoのホーンボタンであれば、リングがないと取り付け出来ません。
たかがハンドル(ステアリングホイール)交換だろ?と思われるかもしれませんが、走行する上でホイールナットやブレーキ周り同様、とても大切な部分です。
トルクレンチを使ってしっかり規定トルクで締めておくことをオススメ致します。
ハンドル交換にあたり、ホーンボタンにラッパのマークないと車検には通りません。
最悪、有名な某薬のパッケージなりを切り取って貼るなりしてください。