スカイライン GT-Rのクラッチフルード漏れ・クラッチマスターシリンダーO/H・クラッチマスターシリンダーオーバーホール・ついでのオイル交換・DIYに関するカスタム事例
2021年01月23日 13時13分
大晦日に車乗りで集まろうって時に路上で突然クラッチが切れなくなりました。家族呼んで家まで押してもらって結局その日は友達の横に乗せてもらうことにして後日(今日)怪しいクラッチマスターシリンダーのOHです。ちなみにこの何週間かはとりあえずフルード足してクラッチラインのエア抜きだけして乗ってました。
リペアキット品番〜
中身こんな感じです。
とりあえずレリーズのとこからフルードを抜いておきます。レリーズのブリーダーバルブは8mmの工具で緩めました。自分は狭すぎてラチェットしか入りませんでした。(エア抜きもなんとかラチェットでやりました)
あとはホース1本と細い配管1本、それからシリンダー本体の固定ナット2つ外すとマスターシリンダーが取れます。とりあえずラジペンとフレアナットレンチ10mm、あとは12mmのスパナやらなんやらで工具は足りると思います。
中もめっちゃ汚いです、ドブみたいな感じでヘドロ出てきます…マスターバックの方は少しだけ錆びてましたがとりあえず綺麗にだけしときました。とりあえずシリンダーバラすのに1番上の皿みたいなやつの中のスナップリング外します。外すと一気にバネが伸びるので弾けます。注意してください。僕は飛ばしかけました。
いきなりバラした写真です。上が古い方で下がリペアキットの新品です。さっきのスナップリング外すとバネが取れ、今度はまた別のスナップリングが出てきます。それも取るとデカ目のワッシャーみたいな部品が取れて、その奥からピストンが出てきます。大きいOリングも交換忘れないように注意ですね。古いピストンのパッキン類は形が変わってました。そこからフルードがマスターバックに漏れるんですかね。とりあえず本体もパーツクリーナーで綺麗にして逆の手順で組み付けます。グリス無いんで各部にフルード塗りたくっときました。
リザーバータンクもヘドロまみれだったんで清掃してこんな感じです。組み付けた本体も綺麗で気持ち良いです。
取り付けも逆の手順でつけるだけです。本体の固定ナットとスプリングワッシャーの止める位置が狭く、下に落とす危険があるので注意してください。僕は怖かったんでそこだけ素手で狭いところに手を突っ込んでつけました。
最後に2箇所エア抜きして終わりです。2人で踏む係と潜る係分けたんで楽に出来ました。レリーズのブリーダーバルブは車体の後ろを持ち上げてやらないとエア抜きがし切れないかもしれません。僕は後ろにウマをかけてやりました。
意外とマスターシリンダーのOHだけなら簡単な作業で済んで良かったです。良い経験になりました。
この写真はついでにオイル交換するか…と決めた時の写真です。しました。
あとはとりあえず走ったらフルード量を確認してやるだけですね。減らないと良いんですが…