toycars さんが投稿したサニー・サニトラ・À型エンジンチューニング・やる意味は大いにあるけど、単純に体感できるわけでもないに関するカスタム事例
2024年02月29日 22時06分
カスタム屋です。 A 型サニー特に初代のB10 が多いです。 マフラ-等ワンオフ品の製作、チュ-ニングエンジン製作、キャブレタ-セッテイングなど。
ロッカーアーム🔺87,4グラム87〜90g位が未加工の重量です。動弁系の軽量化は ん~ 少し軽くした位では全く体感出来ないかな(涙) それでもやるのは「サージングを抑えたいが為に硬い強化バルブスプリングを入れる」だったり「セット荷重を上げる」をなるだけ避けたくて。同じ硬さのスプリングなら動弁系が軽い程サージングに至る回転数は上がるし、サージングが始まるポイントを決めてしまうなら、動弁系が軽い程 柔らかいスプリングに出来るし。硬いスプリングはカム山にも優しくないしね(笑)。あとロッカーシャフトに対してもね。今回はカムとシャフトに対して攻撃性を落としたくてスプリングのセット荷重を少し落とそうと思ってて その為の軽量化かな。あと折角中空リフターでー20グラムしているのだから、プラスオンで軽くもしたいし。
🔺最初にやるのは各個体の重量を合わせる事。
🔺0,1グラム落とすのも結構削る感じですよん。 上手にシェイプするコツは「狭い範囲で一気に落とそうとしない事」かな?全体のバランスを見て広い範囲で優しく優しく。
半日以上掛けて 83,6🔺
🔺81,9g やっと5,5 g位落とせたね。スプリングにもよるけど、 お客さんの車両に入れられるのはこの辺りがいい処。 頑張っても80切る位かな。 10g超えの軽量化は「割れたら割れたで考える」ってなノリでないと入れられないよね。
🔺参考までに どこをどう削ればどれくらい落ちるかを知りたくて昔削ったモノ。 68,6 !結構やりますやろ(笑)
ほんとにね、NAエンジンて チビチビ コツコツ やるしかなくて なんだけど、 旨くハマると 「こんなの初めて」的な快楽があって やめられないのですよ(笑)。