R1のコロナウイルスに負けるな・ドライブ・北九州市若松区・若戸大橋周辺を散策・若戸渡船に関するカスタム事例
2020年06月15日 20時56分
ユーノス ロードスター B2リミテッド&スバル R1 iに乗ってます。どうぞよろしく(°▽°) CTはクルマに関する日記として投稿してます。 無言フォロー失礼します🙇 フォローやいいねの挨拶は不要です。僕も殆どしません。
昨日は午前中に母の七回忌を滞りなく済ませ、嫁さんと思いつきで北九州市若松区へR1でドライブしてきました。
若戸大橋の真下にあるコインパーキングに停めて、雨が降ったり止んだりする中、若戸大橋周辺を散策。
北九州市営若戸渡船の若松渡船場です。
僕の第一のお目当てはコレでした(笑) どうしても乗りたかったんですよね(*´∀`)♪
これは数日前の仕事中に、若松へ寄り道した時に撮った写真(^^;
最近、若い女性の船長さんが誕生したとかで、ニュースになってました♪
若戸大橋と若戸渡船。絵になりますね(*´∇`*)
早速乗り込みます。
料金は1人100円。片道3分の短い船旅です(*´-`)
昭和37年に若戸大橋が開通し、この若戸渡船は廃止の話も出ましたが、若戸大橋が自動車専用の有料道路(現在は若戸トンネルと共に無料)だったこともあり、通勤通学などの利用者から存続の要望も多数あった事から、現在に至るまで 地域の重要な足として運航され続けています。
あっという間に戸畑区に到着(≧▽≦)
戸畑区へ渡って「ニッスイパイオニア館」を見学したかったんですが…残念ながら臨時休館中(´;ω;`)
戸畑渡船場の傍にある、日本道路公団の威厳と誇りに満ちた記念碑。雑草に埋もれかかって、ちょっと寂しげ…。
若い人は道路公団なんて知らんだろうな(笑)
再び渡船に乗って若松へ戻ります。
渡船から望む皿倉山。
若松に着いたら、威厳に満ちた黒猫の姉さんがお出迎え。
欠けた耳に壮絶な生き様が垣間見えますが、凄く人懐っこい子でした(^.^)
再び若松港周辺をウロウロしてみます。これは大正9年に建設されたビル。説明板には「朽木ビル」とありますが、少しネットで調べてみたら「とちきビル」が正確な名前の様です。
若松港監視所跡。
昔の若松港では、入港料金を直接徴収してたんですね。今はどうなってるんだろう?
現在は海運会社の所有となっている、大正期に建てられた国登録有形文化財の建物。
旧三菱財閥の建物です。国の有形文化財にも関わらず、現役のオフィスビルとして使用されています。
敷地内の倉庫。
大正時代、三菱創成期のスリーダイヤモンド。
時代によって三菱のマークも微妙に違うと聞いた事がありますが…よくわかりませんね(^_^;)
建物の中も見学する事ができます。
歴史を感じる階段。
奥にあるトイレも ほぼ建設当時のままらしく、タイルの模様が特徴的でした。
2階へ上がると こんな感じ。
建物の真ん中は吹き抜け構造になっており、1階の天井部分は磨りガラスで、3階の天井部分はステンドグラス調になっています。
2階から見る3階天井部分。
3階から見る1階天井部分。
映画やドラマ、プロモーションビデオのロケ等にもよく使われています。
3階の隅にあるバックヤードスペース。
昔ながらのタイル張りの流しが懐かしいです。
窓から見る若戸大橋。
こちらは炭鉱会社の古河鉱業が建設したモダンなビル。
こちらも残念ながら臨時休館中。
旧石炭会館。
1階のパフェ屋さんのみ入れます。
待機中の海上保安庁の船。カッコいい(*´∀`)♪
石炭の陸揚げをしていた「ごんぞう」と呼ばれる労働者の詰所兼休憩所「ごんぞう小屋」
これは後に復元された建物です。
ごんぞう小屋の中はベンチがあり休憩スペースとして利用でき、筑豊炭田における石炭の輸送や当時の若松港の役割、石炭荷役 石炭仲仕に関しての詳しい解説を見る事ができます。
ごんぞう小屋の隣には、石炭の陸揚げ等が行われていた「弁財天上陸場」があります。
なぜ「弁財天」という名前かというと…
道路を挟んだ真っ正面に「厳島神社」があるからです。
小ぢんまりしたお社ですが、柱の装飾は細かいです。
鳥居の下から上陸場を見ると こんな感じ。
港から少し離れてうろうろしていたら、住宅の隙間に古そうな煉瓦の壁が見えてました。
若松区や戸畑区には、他にも明治から大正・昭和初期に建てられた、大小の建造物がまだまだ残っているようです。
道端に佇むシュールな廃自販機。なぜか大中小のコケシが入ってます(笑)
現役で頑張っている銭湯がありました。
若戸大橋のたもとにある六地蔵様。
「若松恵比須神社」
大きくはないですが、荘厳で美しい本殿。
境内には「方位石」なるものがありました。
十二支が記されてあります。これで方位をみていたんですね。
子供を抱く母親の狛犬。背中にも子供が乗っています。
父親の狛犬。
こちらにも背中に子供がしがみついています。
珍しい狛犬だと思い更に観察していたら、なんと「慶応三年」の文字が彫り込んであります。
慶応三年といえば、徳川 慶喜が天皇に大政奉還をした年です(°Д°)
若戸大橋周辺をうろうろしてみましたが、思っていた以上に見所がたくさんあって楽しかったです。
最後は、若戸大橋の真下にある時代に取り残された風景で(笑)