A5 スポーツバックの大ちゃん@lonelywolfさんが投稿したカスタム事例
2021年05月22日 22時59分
マイペースドライブ号🚗💨「いつかはBMW」と思っていましたがアウディオーナーになりました✌️好みの車は他車種でもいいね👍無言フォローしてしまいます。オーナーは92年式の野郎です。よろしくお願いします( ..)"
昨夜、仕事終わり帰宅早々寝てしまい変な時間に起きてしまった為少し北の道へ流しに行って来た。
80km/h~くらいでクルージングしているとルームミラーに一台のバイクが映る。私はペースを上げた。良い感じに車間を開け離れたりついて来たりする一台のバイク、 私は基本的にバイクメインが走るコースを走っていた。バイク乗りが休憩するコンビニも知っている、そのコンビニに寄る事にした。やはり後ろのバイクも入ってくる、T-MAXだ。
私達は多くバイクが集まるメインの時間を外して走っていた為コンビニの駐車場はガラ空きだった。私が駐車すると少し離れた場所にバイクは駐車した。
互いに台数が多い時間を避けて走っている事に好感を覚えた私は話し掛けてみた。「こんばんは。こんな時間から珍しいですね?」幸いにも相手は中年の優しい方だった。「こんばんは。そちらこそ、この道を四輪でこんな時間に…。珍しいですね。一般車だと思ったのにロールもせずに曲がってゆく。立ち上がりが速かった。」と少しばかり雑談をした。
A5SB S lineが私と手元に来てまだ四日。硬いと感じていた足は他人から見ても同じだったらしい。なんせ相手は「ラグジュアリーセダン」だと思っていたらしいのだから。加速して走って行く姿はライダーの目には奇妙に映っただろう。
お互いタバコ一本分の雑談が終わると「ではご安全に!」と別れた。バイクの方は帰路に、私はまた少し北へ向かった…。
北の道の駅で油温を下げる為長めの休憩、雪国の車が純正粘度のオイルでペースを上げて走ってしまったのだ。車を労るには当然だろう。
深夜の人気のない道の駅。さっきまでの最高の一時が頭をよぎる。やっぱり乗り物好きは乗る物が変わっても何歳になっても根本は変わらないと思った。この車で初めて名も知らない人と会話をしたんだ。ロードスターで峠から離れ早二年、久しぶりの感覚に完全に心が踊っていた事に自分でも気が付いていた。
私がロードスターを下りると言ってから寂しげな事を言う方は沢山いた、だが私は乗り方が少し変わっただけでまだ走っている。走っていれば名前すら知らなくとも新しい仲間が出来る。少しロードスターに未練があったが完全に無くなった。私の相棒はコレからアウディなのだ。A5SB S line、良い車だコレからも私を楽しましてくれ…。