車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年02月04日 23時56分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
梅雨前の長野へ〜早朝から日没までの大探索〜(34)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“ダイハツ ハイゼット バン スーパーデラックス S37VSU”です😄
荒廃した畑に置かれていたのは巨泉ハイゼットこと3代目ハイゼットさんでした。
個人的には歴代ハイゼットの中で一番好きな型ですが、しばらく出会えておらず約2年振りの巨泉ハイゼットとなりました。
なおこちらの個体はフロントエンブレムのデザインや、フロントドアが前開きかつBピラーのコーナーレンズが無いモデルであるため、1968年〜1969年に生産された、この型のハイゼットの中では前期型であることが分かります。
そして余談ですが、実は2010年頃までこのハイゼットの右隣には初代カムリの草ヒロもあったらしいのですが、そちらは2012年頃撤去された後このハイゼットのみ取り残され、その後耕作放棄地となったそうです。
リアゲートは開け放たれオープンな状態。
しかしボディは綺麗に残っており、サビ具合も良い塩梅です。
グレード名である“Super DELUXE”のエンブレム。
車内です。
僕がこの型のハイゼットの内装で好きなポイントがドアの内張りの赤いレザー調ビニールです。
この頃の商用車といえば無骨かつ質素なイメージですが、この赤い内張りはその印象を覆していると思います。
逆に内装全部を赤色にせず、ワンポイントで赤にしているのも差し色っぽくてオシャレですよね。
リアシートは外されており、元はちゃんと物置に徹していた様子が伺えます。
ハイゼットの足元にはたんぽぽが咲いていました。
言い方が少し悪いですが死後の世界みたい。
実はこちらのハイゼット、現シリーズの第24回目にてご紹介したシビリアンから見える範囲にありました。(画像右に写っているバスがソレです。)
そして同じくこのシリーズの第6回目でご紹介したクオーレもこのすぐ近くです。
そして本文中にもあった通り、10年前にはハイゼットの隣にカムリもあったのですから……この一帯は物凄い草ヒロ密集地帯でした。