kazuさんが投稿したドライブに関するカスタム事例
2018年10月28日 18時52分
19歳の時、親方様のドライビングに感動して… 以後、34歳まで運転上手くなりたい一心で、一生懸命やったけど、芽が出ませんでした〜笑 今は、緩く楽しくクルマと付き合ってます。 皆様、よろしく♫
2017年12月のポルシェ・エクスペリエンスのリポート その4
アクティブドライブ編
HANDLING CIRCUIT
コース図上、一番下までは行かずに、凹字状に走りました。
コースはエスケープゾーンが非常に狭く、直近にコンクリートウオールを置いたりして、心理的圧迫感の強いコース設計で、参加者がイケイケなドライブをしない様にしていると思いました。
にしてもかなりの高速右コーナーが二つ連続した後に中速右コーナーがあったり、空に向かっていく様な勾配のきついS字コーナーを登ったら途端に下りでコークスクリューの様な左コーナーがあったり、コース全般にアンジェレーションがあり、バンク角も変化に富み…難しくも楽しいコースです。
コース幅が狭いため、印象的にはワインディングを走ってる感じになります。また、ブレーキ開始ポイントはコース上に指示看板があり守らないといけません。
吉原さんからは「GT3から走りますか?」と尋ねられましたが、「自分としては慣れているTurboからお願いします」と言って、コースインしました。
スローペースに二周程してコースを粗方覚えたら、楽しく真剣に走り始め…ブレーキ開始ポイントは守りながらも、早目にブレーキペダル踏力を抜いて、コーナリングスピードを上げていく様に走りました。そんな走り方をしてたら、吉原さんから「なかなか速いですね〜」「のせていきますね〜」と言われたのは、お世辞でも嬉しかったです。
991.2のTurboは、ターボエンジンらしいトルクフルな540psエンジンですが、電子制御トルクスプリットの四輪駆動ですから、コースを慣熟する迄、安心してドライブ出来ると考えたからです。
コーナー脱出加速、中間加速もやはり「the Turbo」!速いです。加速がムニューーーンッとワープしていく様な体感を得られるのは、このエンジンシリーズ搭載車だけでしょうね。
コーナリングそのものも、ナチュラルにターンインしてステアリングの手応えも横Gに連動して手応えが増していきます。旋回し始めたところで、すうっとアクセルを軽いオン方向で旋回維持してもアンダーステア感は無く、フロントタイヤのグリップ感が落ちてきそうな印象のまま、立ち上がりラインが見えてから更にアクセルオン…前述の加速が訪れ、次のコーナーへワープしていく感覚に襲われます。笑
リアが少し動いてくる様に走っても、アクセル操作をオン方向で走らせれば、軽いオーバーステア気味な感じで、向きを変えながらグイグイコーナリングしてくれます。
いわば、フロントタイヤのグリップ限界がコーナリングの限界として乗るなら(私を含め大抵の一般ドライバーは、こういう走り方だと思います。また、一般公道のワインディング走行は、大抵この範疇ですよね?)、Turboは比較的イージーなドライビングで、速く安定して走れる車です。仮に、丁寧に走っている中でオーバーステアになっても、アクセルオンでコントロールすればコーナーを駆け抜けて行きます。
この全知全能で万能感溢れる走りは、ポルシェの作り手がクルマに目指すものだと思いますし、Turboの魅力だと思います。