ケイマン GT4の空力性能に関するカスタム事例
2021年05月10日 23時12分
スポーツカーやSUV,旧車などクルマ全般に好きです。趣味は洗車とドライブ。 JAZZやクラシックなど音楽を聴くのも好きです。 北海道出身ですが名古屋の冬は寒いです。よろしくお願いします。
ちょっとマニアックなお話😲
GT4の構造の勉強とフロントリップが若干歪んでいたので手直しも兼ねてバラしてみました。
下面の5箇所のビスを外して前に引けば本体が簡単に外れました。
このパーツ、ペラペラなのに組み付いた時の剛性感はなぜだろう…と考えながら🤔
その後、前から6箇所のビスでとまっているこのパーツも外します。
実はこのパーツがスポイラー本体をガッチリ支えていてダウンフォースに耐える構造になっているようです。
6箇所のビスも必要以上に太いもので、樹脂の剛性も非常に高いパーツです。
アフターメーカーでは絶対にできない空力に配慮されまくった構造です🧐
さてさて、歪んでいる原因はこのパーツが一部割れていて、やや下方向に垂れ下がっているせいでした。
おそらく前オーナーが何らかの衝撃を与えて、リップ本体だけ交換してこのパーツはそのままにしていたと推測。
しょうがないのでシム調整などいろいろやって暫定レベルアップ。
before撮り忘れましたがだいぶ良くなりました。
作業していて驚いたことが😲
おそらくリップを擦ることを前提に考えられただろうと思われますが、バンパーに弱点部が設けられておりました。
この部分、肉厚が薄くなっていて衝撃をここで逃してバンパー本体を傷めないようにしていると思われます。たぶん…🙄
BMWでもそうでしたが、バラしてみると発見がいろいろあってオモシロイです✨
ご参考になれば🤗