ハイゼットカーゴのSCM435さんが投稿したカスタム事例
2021年04月11日 21時04分
今日は午後から少し時間ができたので、載せ替えるミッションの下準備をしてました。
ペラの加工回避がほぼ確定となり、次なる大きな問題がこの部分でございます。
シフトコントロールシャフトっていうのかな、シフトチェンジ(シフトレバーの縦の動き)をするこの腕の向きや形状がトラックとカーゴとでは全然違うので、対策が必要です。
ひとまずカーゴ用の純正部品を取り寄せてみました。
観察すると、シャフトは同じですが、溶接されている腕がやっぱり全然違います。カーゴ用は長くて先端にオモリが付いてます。取り付いている角度も、今回は同じニュートラル状態で比較しましたが、やはりトラック用は前向きですが、カーゴ用は後ろ向きです。
ミッションの上蓋を開けて、シャフトを交換できないものか、じっくり観察しますが、シャフトとピンで固定されているここの部品を外さない事には、シャフトが横に抜けません💦
ピンを打ち抜けたら良いのですが、テーパピンなのか平行ピンなのかよく分からないし、向き的に上から叩いて抜くしかないのですが、シャフト下の空間があまりないので、ピンの長さ的に打ち抜けるかどうか微妙な感じ。仮に途中で打ち抜けなくなると、下から叩き戻すことも出来ないわけで、うーむ、これはちょいと厄介だぞ😅
頭を抱える事しばし…😑
やはりここは、サンダー攻撃で😅
腕の溶接を削ってシャフトから取り外し、カーゴ用の腕を溶接する荒技(笑)。
失敗したら丸ごとゴミになるので、あまり気が進みませんが、やらない事には使えないので仕方ない😂
パッカーン😇
新品だったカーゴ用シャフトも心を鬼にしてチュインチュイーンと👹
そいでもって、こうですね👏
角度を微調整して溶接固定しちゃいます。
角度の決め方ですが…
カーゴの下に潜り込んで、シフトケーブルの取り付く腕のピンの頭と、ベルハウジングに取り付くブラケットのボルト位置との間の長さを測って(約160mm)それに合わせます。
ざっくりですが、まあミリ単位の事はブラケット位置の微調整とかでなんとかなるだろうと😅
こんな感じで、腕の下にパンダジャッキをつっかえて微調整して、動かないように片手で押さえながら、目を瞑って点付け溶接して位置決め。我ながら器用👏(笑)。
でも、アイボーグ(自動遮光面)が欲しいシチュエーションでした😂(笑)。
簡単に言ってますが、点付け3回くらいやり直したかな😂
どうしても溶接すると歪んで位置が微妙に変わるのよね。まあ、そもそもピンtoボルト穴間の160mmって寸法もザックリ測定なので、あまり拘ってもしょうがないんですけどね(笑)。
途中からミッション横転させて肉盛り。
溶接汚いけど、これまた仕方ないのです💦組んであるシャフトに溶接する関係で、ブーツやオイルシールがシャフトに触れてるわけで、あまり熱かけるとゴム部品傷めるので、点付けの連続みたいな感じでやらざるを得ない😂
ブーツは少しでも溶接部から離しておき、インシュロックで仮固定し、なおかつ溶接したらすぐ水を含ませたタオルを巻いて熱を逃しつつ、少しずつ溶接しました。
ああ、ちなみにここのブーツは硬化していたので、腕を取り外したタイミングで新品に交換してあります。なので、余計に気を遣いました😂
無事溶接&タッチアップが完了しました👍
だいぶ不本意な仕上がりですが、まあ取れる事はない(と思います 笑)。
ちなみに上部の腕(シフトレバーの横の動き用)も形状が違うのですが、こちらは上蓋ごと交換できるので、載せ替え時にカーゴミッション用に交換する予定です。
ここは1速の検知スイッチが付いていた穴。
スイッチそのままだと、腕とのクリアランスが狭くなるし、そもそも不要なので外しました。多分、純正デフロック装着車のミッションだったんでしょうね。純正デフロックは、確か1速とバックでしかデフロック出来ないようになっていたと思うので。
ちなみにワタシのカーゴは、1速の検知は省略してあり、何速でもデフロック可になっております(笑)。
という事で、ここの穴に関しては、ミッション載せ替え時に、カーゴミッションからここのプラグを外して捩じ込んでおこうと思います。忘れないようにしないとね😅
てな感じで、だんだんとカーゴ色に染まってきたトラック用ミッションなのでありました。最大の山場は超えた感あります😆👍✨
あとはミッションマウントの移設加工と、ハイロー切替ケーブルの固定金具を作らないとですね😁
て事で、また来週〜👋
(腰が痛い〜😅)