カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・ランサーエボリューションXに関するカスタム事例
2024年07月13日 15時17分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第281弾
三菱 ランサーエボリューションX
続いてランサーエボリューションXに試乗してみました。
ランサーエボリューションXとは?
『プラットフォーム、エンジン、デザインなど全てを一新した三菱「ランサーエボリューションX(テン)」。三菱のニューモデル「ギャランフォルティス」から採用した、同社セダンの新デザインアイデンティティ(逆スラントノーズ+台形グリルのフロントマスク)、エンジンフードとフロントフェンダーには、エンジンルームの熱を効率良く放出するためのエアアウトレットを設置。風洞実験を徹底的に行ったエアロパーツを組み合わせる。エンジンは、ギャランフォルティス搭載(4B11型)エンジンベースの、アルミブロックの新開発2L 直列4気筒DOHC MIVEC(吸排気連続可変バルブタイミング機構)ターボ、平成17年基準排出ガス50%低減レベルを達成するとともに、280PS/6500rpm・43.0kg・m/3500rpmの高出力を発揮する。ミッションは、新規に開発した5速マニュアルと、新開発の「ツインクラッチSST」は、6速自動マニュアルトランスミッションに2つの自動クラッチを組み合わせることで、素早い変速・加速フィーリング・優れた燃費性能を実現した(2007年11月発売予定)。バリエーションは、「GSR」と、モータースポーツのベース車として装備を簡素化した「RS」の2グレード。GSRには、245/40R18の低扁平&ワイドな大径タイヤと、12本スポークのENKEI社製18インチ鋳造アルミホイールを標準装備した。その他、BILSTEIN社製ショックアブソーバー+Eibach社製のコイルスプリング+brembo社製2ピースタイプベンチレーテッドディスクブレーキ装着「ハイパフォーマンスパッケージ」、フォグランプやメッキパーツ装着「スタイリッシュエクステリア」、「レザーコンビネーションインテリア」、BBS社製鍛造軽量アルミホイール装着のフラッグシップ「プレミアムパッケージ」を用意する。サスペンションは、従来のマクファーソンストラット式+マルチリンク式をベースに、ワイドトレッド化や18インチタイヤを含めレイアウトを一新。4輪の駆動力・制動力をそれぞれ独立にコントロールしする車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を「GSR」に搭載する。』
(goo-netより引用)
今回の車両はTC-SSTという2ペダルMTモデルです。クラッチペダルが無いモデルですね。平成20年3月登録車でした。新車価格は375万600円です。ただのMT車なら349万5450円になります。
外観
外観はすごく特徴的です。簡単に言えば、ギャランフォルティスのガチスポーツ版という感じですが、フロントは左側にナンバープレートがあるのが印象的ですね。この赤いボディカラーも綺麗な色です。このグリルは以前の三菱車に採用されたジェットファイターグリルで、私はあまり好きではないです。サイド・リアを見ますと、リアフェンダーの造形が美しいですね。個人的意見にはなりますが、テールランプの一部が橙色なのが安っぽく見えてしまうのでイマイチです。クリアなら質感高く見えるので、クリアにしてほしかったなと思いました。
内装
まずドアミラーが青みがかっており、特徴があります。視認性とかは問題無かったのですが、少し違和感は感じました。中古車サイトを見たら普通のドアミラーでしたので、当時のOPか社外品に交換されているかもしれません。ドア側は、中間にブラックのパネルと薄いファブリック生地が使われています。ファブリックは私のN-BOXカスタムみたいな質感です。インパネですが、ダッシュボードの質感はカチカチのハードプラで微妙な質感です。中間はブラックのパネルですね。怪しいところ揺らしましたが、建て付けは問題なかったです。ハンドルは純正の物とは違いますね。握る箇所が一部オレンジ系の革に変わっています。当時のOPパーツかもしれませんが、詳しくは分かりません。室内照明は豆球です。シートはレカロシートが入っています。弾力は固めですね。ただ、スポーツシートでは有名な物だからか、1時間以上乗りましたが疲れは感じませんでした。手触りも質感高いです。シフトはストレート式で、シフトブーツだったり革巻きですので質感高いです。マニュアルモードにすると、ATらしい変速をしてくれます。ただこのTC-SST、少しギクシャクする場面があったので、もう少しリニアなら良かったかなと思いました。節度感も悪くはないです。エアコンはダイヤル式で、節度感もちゃんとあります。ペダルレイアウトも良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。続いて助手席。27cm〜8cm程空間があります。足元は、シート手前側が張り出しがあるため、足を奥に置いた方が快適です。続いて後席。ドアの質感は変わりません。また、ドアの開閉もリアドアはやや剛性が不足している感じはありますが、基本的にはしっかりしておりボディ剛性の高さが感じれます。後席のシートも固く、中央にしっかりアームレストが備わります。身長177cmの私で、頭上空間が拳2個、足元空間は8cmと狭いです。角度調整はできません。後席に人を乗せるのはキツイかなと思います。
ペダルレイアウトは問題ないです。ペダルも質感高いですね。給油口はレバー式です。
グローブボックスも容量しっかりあります。
車幅はシートの位置が低いので見えないです。また、ワイパーもガッツリ見えてしまうのでここは減点です。
荷室
トランクスルーはできないです。あれば良かったですが、スポーツセダンとなると中々難しいのかもしれません。大体ですが幅は147cm、奥行き72cm、高さ54cmです。
ヘッドライトを点灯させました。HIDみたいです。テールランプは豆球ですね。
タイヤ
18インチアルミホイールです。造形がしっかりしていて質感は高いです。アプダニーのスポーツマルコRA301というタイヤです。どこのタイヤ?と思いましたが、中華メーカーみたいです。
搭載エンジン
4B11型の280馬力で、MIVECインタークーラーターボ付きです。ギャランフォルティスのラリーアートにも使われていました。アクセルは普通ですが、ブレーキはイマイチです。コンパクトカーみたいに、2割くらい遊びでそこから効き始める印象です。踏んだ分だけ効くブレーキなら良かったですね。明らかに効かないブレーキよりはマシなので、減点にはしないですが。加速性能は素晴らしいです。踏んだら1テンポは遅れますがしっかり反応してくれ、280馬力もありますので高速道路の合流でフル加速してみたところ頭持っていかれました。最高じゃないですか。加点します。ただ、静粛性はこの手の車なので無いです。ロードノイズはしっかり抑えられていました。中華タイヤもしっかりしているんですね。停車時はシートに若干振動が来ますが許容範囲内です。ハンドルは重めです。まぁスポーツセダンなのでこれで良いかもですが、もう少し軽くしても良いのかなとは思いました。サスペンションは先程レビューしたWRX S4程ではありませんが硬いので街乗りでは揺れます。段差でもリア側が跳ねる印象がありました。ただし、高速道路になると振動収束をしっかりしてくれるようになり、快適です。スポーツセダンなのでキャラクターには合ってますし、この乗り味で良いと思います。加点にします。S-AWCのおかげで安定しているのかもしれないですね。直進安定性もしっかりしています。100kmで走った場合はノーマルモードで2500回転、スポーツモードで3100回転程でした。高速道路のカーブでも、ロール感が無くしっかりしており良かったです。
まとめ
良いところ
・ストレート式シフト
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ペダルレイアウトが良い
・加速力が素晴らしい。+0.5点
・高速道路なら快適な乗り味。ただし街乗りは良くないが、車のキャラクター考えるとベストな乗り味。+0.5点
悪いところ
・車内からワイパーが結構見える。−0.5点
・ブレーキタッチがイマイチ。
評価:5.0点 素晴らしいです。購入推奨。
5.0点与えても良いと思います。素晴らしい車でした。MT車ならもう少し安いので、当時の新車で買うならお買い得だと思います。中古車でも、ファイナルエディションじゃなければ100万円台から中古車がありましたので、気になる方は今が狙い時かもしれません。この手の車は、急に高騰する場合があるので、購入検討されているなら早めの行動をお勧めします。