ハイゼットトラックのシエクルミニコン・サブコンピューター・FR用CVT・御嶽山・木曽駒ヶ岳に関するカスタム事例
2024年02月04日 14時41分
愛知県を中心にドライブします🚚 旅路で気になったマイナースポットを投稿していきます! 年3万キロ(二輪含む)、峠に高速に林道を満遍なく走っています。 今まではRV、2駆軽バン、ホットハッチ、MR、2シーターオープン、コンパクトSUVなど色々乗ってきました。 街乗りから峠道まで楽しい素のスイフトと、林道雪道も含めてオールラウンドにを走れる4WD軽トラの2台持ちに落ち着きました。
先日導入したサブコンピューター、シエクルのミニコンですがつける必要はあまりありませんでした(→訂正:詳しくは下の文)
マイチェン前の2014〜2021と共通の品番で、低中速トルクが増えるので4ATとかだと効果は感じ取れるのでしょうが、CVTだと巡行時は低回転ですが、必要があればすぐに高回転域のトルクバンド・パワーバンドに移行するので、中速域が太るミニコンの補正はあまり意味がない感じです
1000kmほど色々試した結果、自分はノーマル設定に戻して乗っています
まず前提として、CVTはアクセルを踏んで加速の指示を車に伝えたい際に、踏み方に応じて段階的にギア比を調整してくれるので、巡行していたギア比と回転数に対して…
①ギア比そのままで、そのまま薄く加速(少しだけ速度を上げたい時など)
②ギア比を少し下げる(回転数の動きが少なく、音が小さい加速)
③ギア比を下げ、トルクバンドを使う制御(エンジンは唸るものの効率の良い加速)
④ギア比を大きく下げ、パワーバンドを使う制御(効率とエンジン音は度外視で1番良い加速)
と大きく分けて4段階ほどの動きをします(実際はもっと細かいと思いますが)
乗用車用は燃費と消音の関係で①の範囲を広く取っているイメージですがこのハイゼットのCVTは②の範囲が広く、必要に応じて③④にすぐに移行するような制御になっています
ミニコンは一応2種類の設定ができ、「1」の設定だと前述の①②の際のハーフスロットル時はトルク感があるのですが、加速が欲しい際にアクセルを踏み込んでも③④に移行しにくくなるのでアクセルに対して付いて来なく、レスポンスが悪くなります
「2」の設定だと逆にアクセルに対してレスポンスが良くなります
中速トルクはほぼ変わらない気がします(むしろノーマルより落ちてる?)が、高回転域に移るのが速くなる?ので実用上はなんとか問題なく使えます
ただ、少しのアクセル動作で③に移行してしまって②の範囲が狭くなるので運転し辛くなります
特に100kg程度の荷物を積んで走った時に顕著に現れました
音もフュンフュン鳴るようになるので多少不快なフィーリングです
この商用CVTの制御はノーマルのままで相当良いバランスの制御なので、不満がない限りは何もしない方がいいみたいです
→24/4訂正:スタッドレスから純正タイヤに戻しましたが、ノーマルの制御だとアクセルに対して③④に移行しにくくなりました(スタッドレス&「1」の制御の時と同じような動き)。「2」の設定にするとスタッドレス&ノーマル制御と同等程度のバランスになり、走りやすくなります。
純正のタイヤは145/80R12でスタッドレスは155/70R13(社外サマータイヤも155/65R13)なので、純正よりグリップが良い為に「アクセルを踏んでいるのに加速が鈍い=もっと低いギアを使わなければならない」と判断して吹き上がってくれるのだと思います。
純正タイヤであれば「2」、155タイヤであればノーマル制御、そしてもし165タイヤを履くのであれば「1」といったように使えるので、サブコンを買ったのも無駄では無かったなと思いました。