カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・インプレッサWRXに関するカスタム事例
2024年09月05日 09時08分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第296弾
スバル インプレッサWRX(2代目 GD型)
月曜日と火曜日で2連休取れましたので、関東地方へ再び遠征してきました。特にマイカーのN-BOXもトラブル無く帰れましたので良かったです。今回の遠征で8台乗りましたので、少しずつご紹介していきましょう。まずは2代目のインプレッサWRXです。2004Vリミテッドという特別仕様車です。
インプレッサWRX 2004Vリミテッドとは?
『「WRX 2004 V-Limited」は、2L 水平対向4気筒ターボエンジンを搭載するセダン「WRX」をベースに、WRブルーのボディカラーとゴールド塗装のRAYS製鍛造17インチアルミホイールを組み合わせるとともに、フロントコーナースポイラー、カラードサイドスカート、大型リヤスポイラーなどを装備し、WRカーのイメージを強めたモデルである。シートやドアトリム表皮に、ブルーの配色を施すなど、スポーティな仕様装備も充実させた。』
(goo-netより引用)
見た目はSTIに見えますがSTIではありません。今でいうWRX S4みたいなモデルと言えば良いんですかね。新車価格はMT車で273万円、AT車で287万7000円です。
外観
外観は、この型のインプレッサは丸目、涙目、鷹目と通称呼ばれる3種類の顔付きがありますが、今回のモデルは涙目と呼ばれる中期型のモデルです。前期は丸目と、個人的にはスポーティさがあまり感じない外観でしたが、ヘッドライトのハイビーム箇所を少し丸くさせて、カッコいいかと言われると正直微妙だと私は感じちゃいますが、可愛らしさは消えたなと思います。後期型だとさらにスポーティさが増します。サイドは、インプレッサだとこの型までサッシュレスの窓でした。リアは、大きなリアウィングが付きます。また、トランクもスバルのCIエンブレムが無く、英語表記でSUBARUとしかないので、結構スッキリした見た目にはなっています。WRX系統だと、私的に外観はVA型が一番好きなので、これがスタイリッシュかと言われるとちょっとな・・・と私はなってしまいます。
内装
ドア側は上部が柔らかいプラ素材、中間が私のN-BOXカスタムみたいな薄いファブリック素材が使われており、悪くはない質感です。インパネは基本的に柔らかいプラ素材が使われます。見た目もレザーっぽい模様なので質感は良く見せようとしてるなと感じました。室内照明は豆球です。シートはスポーツカーらしく固めのシートです。ただある程度の長距離乗りましたが疲労は感じませんでした。シートのファブリックも良い素材が使われています。シフトはストレート式で、節度感も問題ありません。エアコンもダイヤル式で、節度感あって良いですね。ペダルレイアウトに関しては微妙です。足をパンと出すとブレーキの右端かアクセルペダル踏みそうな位置です。続いて助手席ですが、22cm〜平手が入らない程の空間があります。悪くないと思いますね。後席ですが、ドア側は特に質感の変化は無いです。ボディ剛性は当時としては恐らく高い部類だと思います。シートも変わらず固めです。身長177cmの私で、頭上空間が拳2.5個、足元空間は8cmとかなり狭いです。後席に人をよく乗れるなら要検討だと思います。角度調整はできません。
アームレスト内は特にアクセサリーソケットとかは無いです。
グローブボックスは容量十分だと思います。
メーターは赤色に光ります。これはこれで良いとは思います。
荷室
大体ですが幅が141cm、奥行き87cm、高さ49cmです。18cm段差があるのは残念です。後席は以前レビューしたランエボX同様倒れないようです。
前席と後席は繋がりません。車中泊は諦めましょう。
ヘッドライトを点灯させました。HIDですね。ハイビームはハロゲンです。テールランプは豆球です。
車幅はボンネットが見えるので掴めます。ワイパーは結構見えるのでもう少し隠してもらえたら良かったですね。
タイヤ
16インチのアルミホイールです。私的にこのゴールド塗装のホイールはイマイチやなとは感じてしまいます。私なら速攻で変えちゃいますね。タイヤはデリンテのDH2です。中国製のタイヤみたいです。
搭載エンジン
EJ20型の4ATで、250馬力です。エンジンサウンドはボクサーエンジンということもあり、良いサウンドを奏でてくれます。私的にはここは加点です。今のスバルより良いと思います。アクセルは普通で、ブレーキは踏んだ分だけしっかり効いてくれるので良いブレーキですね。ブレーキタッチも問題ありません。加速は良いと思います。ターボ搭載してますので、加速力が良いです。ただ、アクセル踏むとエンジン自体はすぐに反応してくれますが、2テンポ程遅れてターボが働く印象があります。なので加速の反応が良いかと言われると正直微妙です。坂道の場面でもパワー不足は感じません。静粛性はこの手の車なので無いです。その分、ロードノイズはある程度抑えられているので良いかなと。走行中は77dB前後でした。停車時は微振動感じないです。良くできています。dBは68前後でした。ハンドルは重いです。ただスポーツカーですので、まぁこれでも良いのかなとは思います。強いて言うならもう少し軽くしても良いです。サスペンションは結構硬いです。街乗りだと段差を乗り越えた際ガタンと振動が来ますし、リアからの突き上げも感じ、正直乗り心地は悪いです。スポーツカーなのでセッティングは間違えてはないんですけど、私的にはもう少しソフトにしても良いのかなと思いました。なぜそんなこと言うのかというと、高速道路でも段差乗り越えた際にサスペンションの硬さが目立っていたからです。直進安定性は良いと思います。周りのペースに合わせて2600回転程でした。高速道路走行時は同じく77dB前後でした。カーブ曲がった際は、サスペンションが硬めということもあり、ロールが感じにくいです。
まとめ
良いところ
・ストレート式シフト 節度感⭕️
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ボクサーエンジンが気持ち良い。乗っていて楽しい。+0.5点
悪いところ
・ペダルレイアウト微妙。
・ワイパーが車内からガッツリ見える。−0.5点
・加速反応でターボが働くまで時間がかかる。
・乗り心地は結構硬め。私は好みじゃない乗り味。−0.5点
評価:4.5点 惜しいです。あと少し。
この型のインプレッサが発売されたのは2000年と結構昔ではありますが、車自体の出来は当時としてはかなり高水準だと思います。287万円と、当時の基準としてはそこそこお高い車ではありますが、287万円の価値はあると感じます。ただ個人的には、ワイパーが見えてしまうのと硬すぎる乗り心地を減点として4.5点とさせていただきます。