NSXのドライブ・cvccに関するカスタム事例
2018年10月11日 15時53分
46年前CVCCという低公害エンジンが産声をあげました。世界一厳しく、パスすることは不可能とまで言われた米国のマスキー法と云う排気ガス規制法の規制値を、世界で最初にクリアしたエンジンです。
当時社長であった宗一郎氏はCVCC開発に際してビック3と並ぶ絶好のチャンス!と現場にハッパをかけたそうですが「排気ガス問題を減らし、社会や子供達の為に空気が綺麗になるのを願って開発しているのであって、会社に貢献する為ではない」と若手開発陣から反発を受けるのです。
宗一郎氏はプロジェクトから足を遠ざけ、8ヵ月後突然社長の座を降ります。若手の成長と企業本位の発想にたった自身の限界を悟ったのです。
社員思いでオヤジと慕われた人物の引き際としての潔さ!今も昔も、信念を持って仕事をしている人を尊敬します。