アルトバンのSIRAKOBATO超理論・ウィング・GTウィング・コアンダ効果・作用反作用に関するカスタム事例
2024年02月28日 07時01分
【ウイングについての説明 後編】
板を傾けることによって(迎え角)
通常は止まっている
周りの空気は動くことになり
その動き始めた空気は
周辺の空気を引っ張ることになる
前回 前々回でそう 説明しました
そして ウイングは
横に広い板 なので
その下の空気が動いたとします
そうすると
周り空気を引っ張ることになるので
真ん中の空気は左右の空気を引っ張り
引っ張られた左側の空気は さらに左の空気を
右側の空気は さらに右側の空気を
引っ張ることになりますよね
そう ウイングの下側では
真ん中に集まるように空気が流れるのです
そのように流れる空気は
ウイングの横の空気を
後ろ側に流すことになる
この横の空気の流れ
この横の空気の流れだけを見てみると
横から曲がるように
後ろに流れていますよね
曲がるように空気が流れる
そう コアンダ効果が発生しているのです
横から曲がるように後ろに流れているので
その力の方向は 斜め後ろ
左右で発生するので
後ろ側に強い力が
強い 抵抗を起こしているのです
この強い後ろへの抵抗を
なくすため
ウイングには「翼端版」
が必要になってくる
この翼端版は非常に重要な
ウイングの空力デザインなのです
で、この 翼端版なのですが
このままでは 実は完璧ではない
風洞実験 と 違い
空気が動いているのではなく
実際には車が動いているので
周りの空気は止まっている
そのように いつも 説明してますよね
斜めに迎え角をつけた
ウイングは上下の空気は
その 迎え角によって動くのですが
横の空気は
翼端版をつけることにより
その空気は止まっていることになる
止まっている空気は
それ自体に力がないので
簡単に動いてしまう
つまり翼端版をつけて
その横で止まっている空気は
ウイングの下で 引き寄せる力
になっている空気の流れに
簡単に引き寄せられ
翼端版の後ろで
U ターンするような空気の流れを起こしてしまう
この U ターンするような空気の流れ
コアンダ 効果によって
後ろ向きの力が
※ただし 70kmまで
このような空気の流れに
70kmを超えると
空気は「平らな面」から剥離するので
後ろにまっすぐ流れると考えます
【翼端版の横に空気の流れを作る】
この翼端版の横で止まっている 空気
止まっているので力がないのですが
E = mc 2
エネルギーの法則ですね
速度の2乗で
物体にはエネルギーが発生する
止まっている 空気は
速度が0になってしまうので
方程式の C は速度ですよね
ここに 0 を入れてしまうと
エネルギーは0になってしまうので
暫定的に止まっている空気は1としますよね
そうすると 100g のものが止まっている 空気1とすると
100×1=100ですよね
で、この止まっている 空気
少しでも動いているとします
ちょっとした移動、速度を2にしたとしますよね
そうするとcに2の値を
それを2乗しますので
100×4=400
つまり 4倍もの値が
翼端版の止まっている 空気
その空気を少しでも動かせば
4倍以上の力が発生する
その力は空気を 曲がりづらくさせるのです
この、leo−ponさんの 翼端版の
横につけた四角い空力パーツ
迎え角をつけた
真ん中が空洞な、この空力パーツによって
翼端板の横の止まっている 空気が
動き始め
その動き始めた空気はエネルギーを発生し
翼端版の後方、低速で発生する U ターンする
空気の流れを抑制し
ウイングの低速での空気抵抗
それを少なくしているのです
翼端版の横の空気の流れ
重要だと解かったでしょうか
特に 60km 以下での 空気抵抗
それの低減に必要なものなのです
leo−ponさんのような かっこいい
空力パーツも良いですが
この翼端版のところに
ボルティックス ジェネレーターを斜めにつけたり
または水平に
後ろ丸い向きでボルテックスジェネレーターをつける
後は100円 チューニング
戸当たり防止テープですね
「空力 改善 テープ」です
それを 翼端版に斜めに貼ったりしても良いですね
止まっている 空気を動かす
それは空力の効率をアップする
大切な 考え方の一つ
SIRAKOBATO超理論です😉