かずさんが投稿したカスタム事例
2021年07月18日 02時23分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
多分年式のわ夏の暑い時期になると色々と不具合が出てくる物で知り合いから電話がありエンジンが不調とのこと。詳しく聞くと走行に関しては燻りやミスりもなく普通にスムーズにエンジンも回っているが信号待ち等で停車しているとエンジンの回転数が低くなり最悪エンストする、NやPにしていても変化無しという感じ。
とりあえず仕事終わりに引き取りに行ってきました。
大体自分が売ってから色々としているので替えた物は覚えていますが前のオーナーは新車で購入し14年で4万キロしかねか乗っていないものを2年前に今ねのオーナーに売り今年の2月で7万キロになりコイル不良でコイル交換(1本のみ)ついでにプラグもイリジウムに交換した車両です。
乗って帰る最中は確かに停車時はエンジン回転数は低いがエンストはせずコイル不良による1気筒死んでる感じもなくリークしてる音もしないしていないし走りは普通。現状の状態で判断するとスロットルボディーのカーボン汚れによるISCバルブの作動不良と判断しスロットルボディーを外して掃除することに。
いざ外して確認してみるとスロットルボディーのバタフライは意外と綺麗ですがISCバルブの穴は結構汚れています。
バタフライを開いてみてもそんなにカーボンは溜まっていません。
ISCバルブを外そうと思ったら単品では物理的に外せなく外す為にはクーラントが通っているパーツを外さないといけないのとネジが緩まないので外さず清掃することに。
清掃に使うのはいつも使っているエンジンチューンアップです。
スロットルボディー内部とISCバルブの穴に吹き付けてやると泡状になり汚れているり部分に張り付きカーボンを溶かします。
泡状から液体に変わったらつま楊枝で軽く擦ってやると溶けきれなかったカーボンの塊が簡単にポロポロと剥がれていきます。
これを2回程繰り返しウエスで拭いてやると写真のように綺麗になりました。
このまま取りつけても良いのですがISCバルブを外さず掃除したので余り良くないのですがパーツクリーナーを吹いてエアブローしてから取り付けます。
外も中も綺麗にしたスロットルボディーを取りつけて外した物を取り付けし問題無ければ一旦バッテリーのターミナルを外して暫く放置します。
暫く放置後ターミナルを付けてエンジンをかけてみると見事にアイドリングの回転が普通の回転数に戻りました。N、Pの状態でも問題は無さそうに思えましたがACを付けて負荷をかけてみると最初よりは良くなっていますが回転数が低くなり少し燻り気味に😓
2次スパークテストしてみるとプラグとコイル間では3本共にスパークしていますが替えていない2番と3番のコイルの先端の一部で小さなリークをしているのが見つかりました😓負荷がかかるとエンジン回転数が低くなりすぎる原因はISCバルブとスロットルボディーの汚れの他にコイルの微細なリークも原因だったみたいです。
気温が上がり経年劣化で微細なリークが出るようになったみたいです。
微細なリーク各1箇所だけなので部品が届く迄このまま乗って貰う事にしました。
部品が届き次第交換します。