ランサーエボリューションのクラッチ交換に関するカスタム事例
2020年05月11日 14時39分
I love Motorsport! NCP131 ヴィッツでTGRラリーチャレンジに参戦中。 たまにCP9A エボ5でサーキット遊び 2019年度学生ジムカーナ選手権 全日本チャンピオン🏆 いつかは全日本ラリー…!
納車されて2度目のクラッチ交換です。
部活のガレージがコロナのせいで使えないので今回は自宅で交換します。
まずジャッキアップしてエンジンルーム上側から。吸気系のパイプやら各種ステーやらカプラーやら外していきます。
一通り外れました。
下からはダウンパイプ、サポートバー、エンジンロールストッパーなど外します。同時にミッションとトランスファーのオイルも抜いてしまいましょう。
一通り外れた図。
ドラシャ抜いてトランスファー下ろしていきます。
ロワアームのジョイントとスタビ、割りピンとハブナット外してドラシャ抜きました。
んで、事前に用意しておいたアイボルトとスライドハンマーでトランスファーのインプットシャフトを抜き取ります。Cリングで引っかかってるだけなので2発くらいかましてやればスコーンと抜けます。
アイボルトはジョイフルホンダで、スラハンはアストロ。ちなみにシャフトに彫られてるネジ穴はM8×p1.25です。参考までに。
上下合わせて6本のボルト取ってトランスファー降臨。腹ジャッキで受け止め切れるくらいだから楽チン。
さてさてミッション降ろしますかの図
はいもう降りちゃってますけど。
フラホのカバーとか外してから周りのボルト取ってチョイとこじれば簡単に分離します。
ミッション分離させる前にミッションケースの下側のゴム栓してあるサービスホールからレリーズベアリングとクラッチカバーの切り離しをするのを忘れずに。これやらないとボルト取ってもエンジンとミッションは分離しません。予めラスペネ吹いておいてマイナスドライバーでこじるとカチンって外れてくれます。
前回はこれがうまくいかなくてレリーズフォークの窓からクラッチカバーのボルト外して切り離しました…
クラッチ降臨。
予想通りジャダー跡の嵐。
皆様ケチらずクラッチはフライホイールもカバーも買いましょうね。フラホのせいで半クラでジャダーでるしカバー使い回したせいで圧着力不足で滑りました。
ミッションケースは大体キレイにしてシャフトと可動部にクラッチグリスを薄く塗っておきます。買っておいた新品のレリーズベアリングも交換。
前回交換してなかったクランクリアのオイルシールも交換。オイル漏れてなさそうだったけど一応。
今回はこれでひとまず終了。
まだ実は換えるクラッチが納品されてないんです。あと数日で届くそうなので楽しみです。