クラウンロイヤルのクラウン・13クラウン・NAVI・昭和・クラウンのある生活に関するカスタム事例
2021年07月04日 23時50分
東京↔️茨城 メルセデス・ベンツ新旧全般、my carはノーマル派ですが、カスタム、チューニング否定派というわけではありません。 なお、本文中では日本にメルセデス・ベンツを広めた故・梁瀬次郎氏に敬意を払い、敢えて「メルセデス」ではなく「ベンツ」と表記しております。
まいどご覧いただき、誠にありがとうございます🙌
久々のクラウンネタ。
1988(昭和63)年1月、クラウンがカローラを抜いて月間登録台数1位になったことを以前触れましたが、その当時の雑誌を再び入手いたしました📖
CG誌と同じ二玄社刊、月刊「NAVI」誌
1988(昭和63)年5月号。
発売当時に買って読んだ覚えがありましたが、30数年も持ってるはずもなく、思い出したと同時にヤ●オクで購入👛
見開きのページ。
88年1月には、日産からシーマ(当時はセドリック/グロリアのサブネーム付き)も発売。
「シーマ現象」なる言葉にまでなる爆発的ヒット。
それを牽制するため、トヨタが大号令で値引きしないクラウンを値引きしたり、トヨタ関連会社のクラウンを一斉に代替えさせたという。
クラウン13579台‼️
ちなみに、今年5月は1460台。
現在の約10倍、同じく今年5月に一番売れたホンダN-BOXの販売台数が14215台…。
カローラ13496台。
翌月にはカローラが再び首位、クラウンは②位へ。
「大衆車」というカテゴライズに時代を感じます。
この年の年末に、トヨタがアメリカで「レクサス」事業を展開することに。
国産最高級車は、センチュリー、プレジデントと言った特殊なクルマを除くと、クラウン、セドグロが最高級車だった時代です。
随所に散りばめられた写真が良い感じです📸
2月の寒い雨の中、ソフトフォーカスでボカした感じが良い雰囲気👍
「NAVI」誌(現在は休刊)は当時、所謂カタカナ職業の方向けに小難しいことを書いてあったイメージ。
オーナー像を探る。
実際にオーナーを訪ねた記事も。
本来のお金持ちクラウンオーナー。
残念ながら、この建物は2005年には取り壊されてしまったようです。
30年振りに読んでみると、当時の時代背景が読み取れて興味深いことも多数👍
1988年、実質的な昭和最後の年。
空前の好景気に沸いた時代でもあります。
あの空気感と、当時高校生だった青春期が重なったせいか、今思ってもあの頃は良かったな~と思えてきます😓
そんな風に思うのはジジイになったせいか👴✨
そんなクラウンを取り巻く環境も、30年で変化しました。
そしてここ最近、まことしやかに囁かれたSUV転身説はトーンダウンしたようです。
ベンツビーエムアウディのジャーマン③や、ロールス、ベントレー、はたまた身内のレクサスとも違う「日本人の、日本人による日本人のための身近な高級車」であってこそのクラウン。
メーカーのトヨタも迷っているようですが、変に新しい物は追わず、ブレないクルマ造りに挑んでいただきたい。
それでは皆さんごきげんよう🌚