C5 ワゴンのドライブ・気まぐれ巡行・シトロエンと東京の建築物・3.11 忘れない。・物を大切にする気持ちに関するカスタム事例
2021年03月11日 22時21分
2021年 3月 東京都中央区日本橋富沢町にて
ハリオグラス株式会社本社ビル
1932(昭和7)年 竣工
設計 川崎貯蓄銀行建築課
(参考) ハリオグラスさんの創立80周年記念事業で、2000(平成12)年に当時使用されていなかったこの建物に本社を移転させた。竣工時は川崎貯蓄銀行富沢町支店、そのあと常陽銀行東京支店、同堀留支店として利用を経てしばらく不使用期間があった。
歴史ある企業の事業で「古い建物に再度命を吹きこむ」
発想が素敵です。
3階建ての比較的小ぶりな物件ながら、古典主義様式の建築。1〜2階を貫く平面のコリント式オーダーが歴史を感じさせる。石材の産地はわからないですが白みがかった花崗岩と思われる。
ビル正面は角を隅切り面取りして玄関を設置した。コリント式オーダーのスパンはイオニア式とドーリア式の融合した意匠になっている。