紫さんが投稿したTIG溶接・溶接加工・溶接に関するカスタム事例
2022年11月16日 10時18分
自分からフォローしませんがフォローされたらフォロバします。 高校、大学は推薦入学で理系卒。 自宅DIYで趣味のtig溶接が出来るように和室に200v 30Aの電源通して和室でtig溶接してます。 【趣味用 自宅保有機材】 250A直交tig溶接機(100/200V) 溶接ポジショナー 新ダイワバンドソー 卓上ボール盤 卓上グラインダー サンダー ベルトディスクサンダー パイプベンダー 15t油圧プレス レーザー彫刻機 直流安定化電源
後輩向けにサンプル作る機会があったので投稿
過去にアップしてあるのはストリンガー ウィービング ローリングで棒入れとパルスですが、今回のは舐め付けです、パルスは使わないやり方。
1mmや1.2や1.5mmでの工法として参考までに。
ナメ付けと言ってもウィービングに近いやり方です、上下にトーチを振って舐めて走るのではなく、逆から書く の 字で走ります。
サンプルの板厚はマフラー製作でよく使われる1.5mm
見た目は好みなのでビード幅を3種類用意しました。
見栄えが良いようにビード幅を出したりはお好みで。
パルスで幅を出そうとすると、それなりの電圧を掛けないといけなくて失敗するかもしれませんが、この様に見える部位で魅せる溶接としてはある程度のビード幅があると綺麗に見えますし、パルスとは違い若干膨らみも出来て棒を入れたように見せる技術です。
1.5mm同士で意識して幅を出そうとしない限りこのビード幅を出す事自体が普通では考えられないと思います。
仮付けで少しでも裏に抜けてたり僅かに隙間があっても行けます、特に仮付けで裏に抜けて黒いヘソが出来てる場合はストレートに走っててもプールが前に進みにくく(裏抜けしてる方に進もうとしたり横に広がろうとする)のでビード幅が均等になりにくくなりますが、こうやってトーチを振ってくとプールを誘導できて余計な熱を掛けなくてすむメリットがあります。
中々綺麗に出来ない方は電流を少し下げて一度試してみてください。