セドリックワゴンの今日から4連休❤️・でも今日は健康診断の日・バリウム嫌い・下剤も嫌い・でも最高サンマルライフに関するカスタム事例

みなさんお疲れ様でございます🤗
私は今日から4連休😍

と言うのも今日は魔の健康診断の日😨
丁度日にちが選べたので連休とくっつけました😍
とりあえず検診は済んでいつもの
いい加減脂肪へらせや〜、何回言わせるんや〜と言う遠回しに可愛い綺麗な女医さんの説教も済んでホニホニと優雅にお昼から洗車してマス🤗

折角なので
北関東サンマル乗りのコスちゃんと関西サンマル乗りのドリやんさんからの質問があったのでサンマルワゴン、バンに乗ってる同志の方に職業柄のアドバイスを🤗

知ってる方はスルーしてください
少々長くなります

サンマルワゴン、バンの泣き所の一つ
リア室内の雨漏れがあります。
何故雨漏れ❓
このY30系は特にリア周りのボディの作りが複数のパネルで構成されていて、尚且つ開口部が広めの作りなので、簡単に言えばよじれるのです。まあ、キャラバン等もそうですが、経年劣化してくると最初よりバックドアの閉まりが悪くなります😨
なのでこの写真のパネルの継ぎ目などのシーリングがきれて雨水が侵入、他のパネルを伝い室内に入って来ます😱
特にサンマルは何故こんな作りにしたしって構成なのと、パネルの接合のスポット溶接が結構いい加減😨
本来はボディを全塗装、またはリア周りの板金等した時にココ周辺のスポット増し、補強入れるのがベストなんです

が、なかなか難しいので、もしここがサビがある、亀裂がある、シーリングしたい人にベストな方法を🤗

リアゲート開けて左右の上角にこのようなパネル接合部があります🤗
ボディ塗装したりすると一見綺麗でもココのシーリングを剥がすと大抵サビが出てます🤗　
雨漏れしているなら、リアゲート開けた所のウェザーストリップを剥がして
まず今あるシーラーをあまり広範囲にしない様に剥がします。
なるべくパネル接合部は綺麗に🤗
綺麗になったらもしサビがある場合は錆転換剤を塗布、穴が空いてる場合なるべく地金を出してJBウェルドなどの接着剤で埋めてサビキラーや、POR15等のサビ封じを塗布。隙間とか念入りに。
乾いたらシーラーを塗布しますが、ここで重要なのはホームセンター等のシリコン系、変性シリコン系はオススメしません。本来は車のボディで外装には不向きなんです。ホームセンター等のはそもそも用途が違うのです。雨漏れとかには良いですけど、車のボディには多少の強度(引っ張り)がいるので、サンマル等のボディがよじれる部分には不向きで尚且つ接着力が弱いのでNGだと思ってください😨
私が仕事でボディ用に使用しているのは
シーカフレックスと言うシーラーで
日産からもパッケージが違うだけで中身は同じ。ボディ用のシーラーでかなりの接着力があります。ホームセンターのシーラーより乾くとやや硬めになります🤗
私達はコーキングガン用のを使いますが、一般用にチューブタイプも通販等で購入できます。シーカフレックス227で検索できます🤗

塗布の仕方はまず下地が終わったら、
一回で終わらせるのではなく、まずマスキングテープで塗布する部分以外をマスキングして、少量をねじ込んで塗布するようにパネル接合部に指で押し込む様にシーラーを塗りこんで行きます。怪我に注意して下さい。薄くてもOK.まずは隙間を埋める事が大事😁
その状態で1日乾かしてから形作る様にシールします。なので初めてココでコーキングガンなら口を細工して１発で形良く塗ったり、ヘラ等で形を綺麗にならして行きます。最初の土台にする時は綺麗にするより、まず隙間を埋める様な塗り方です

ウェザーストリップを剥がしてこのパネルの継ぎ目も念入りに🤗
ウェザーストリップがハマる所はあまりゴッテリ塗らない様に😃
シーカフレックスは白色が一般的で塗装ももちろんのりますから、
乾いたらシーラーした部分をボディカラーで筆塗りしておくと👌です

あと注意点はあまりごってりシーラー塗布、こんもりとさせない様に。
リアゲート閉めた時に水の逃げ場が無くなる様な塗り方してしまうと今まで漏れてなかったのに、違う所から雨漏れする可能性があります😨
綺麗になったらホースで水をかけられるなら、水流してテストしてみると良いですね。

長細い四角い箱なのに後ろがしっかりと四角を維持できない構造、作りなので
走り方、さらに車高を落としたり、ショックを硬めにしてる人はココしっかりとシーリングした方が良いです。さらにフロントにタワーバーをつけて強度を出すと逃げ場は後ろに行きますから注意なんです
なんたって後ろはリーフスプリングですからね
ボディをガチガチにする場合は後ろの開口部に補強、さらにフロントにタワーバー入れるなら後ろにも同じくバー入れると所謂走るレンガになります🤗

後の雨漏れは左後ろ
リアクォーターガラスが昇降しなくなったりした時、ココのトリム外しますよね❓
外すと透明なビニールがベタベタなブチルで貼り付けてあります。
一回外したら基本ブチルのやり直しが基本なんですが、する人少ないのでは❓
ココから雨水が伝って室内に入るのも良くあるあるです。
もう新車からは劣化してますから一度剥がしたなら、いらない割り箸等でくるくる巻きつける様にブチルを剥がして新たに新しいブチルテープで全周水が入らない様にしてください🤗ブチルテープも太さの種類ありますから8〜9mmあたりのものでしっかり押さえつけて貼り付けます
ココから水が入ると後ろの座席の下、リアの荷室の左側が濡れて来ます。
なかなか乾きませんからね。
さらにトリムの裏がブヨブヨになったり
波打って来たりします

最後にもう一つ悩みどころのリアゲートのカタカタ音😨

結構勘違いしている方が多いと思います
カタカタ音はココで調整して直そうとしてはダメです

酷い事故等以外は根本が解決してないのです😨
たまに他の方の開け閉めさせてもらってたいがいはこのストライカーが中に入ってます😨

何故中に入ってるかと言うとリアゲートを閉めてもカタカタ言うからこのストライカーを中に入れてゲート自体をキツく閉まる様にしてしまっているからなんです😨

何故そうなるか。
先に言いましたけどサンマルは後ろの作りがヤグいと言いましたけど、本来閉まってるのが悪くなる事は余程開け閉めしないと悪くはなりません
原因はコレ

ウェザーストリップがペッチャンコになるからなんです😨
私のももれずにペッチャンコ😱
新車でも同じ作りならウェザーストリップ無くすとしまっていてもカタカタ鳴きます。
ロックとストライカーは鉄同士。
噛み合ってますが、当然隙間はあります
それをカタカタ言わない様に、さらに雨漏れ等や隙間風を防ぐ役割がウェザーストリップとリアゲート角にあるあたりゴム
もう新車から何十年とあの重たいリアゲートから重くのしかかってますから当然
ぺったんこになりますよね？

本来ならリアゲートを開けてしばらくするとこれぐらいにハリがあって戻らないといけないのです。
だからストライカーだけで送ったりするとリアゲートの下側だけが無理に閉まる方向に入ってしまいリアゲートの開け閉めのボタンが固くなるし、ロック機構に良くありません。その内に道路の段差等で今度は違う場所からコトコト言い始めます。
新品交換が一番良いのだけど残念ながら
製廃止で手に入れるのは難しい😓
じゃあ、どうするか❓

他のブログでフォローしてる人がウェザーストリップの中、空洞になっている所にウレタンの柔らかめの肉厚ホースを入れると言う事を披露してました。
これ、やった方がいい事の一つ🤗
ウェザーストリップの長さより長い針金と紐でこの穴からずっと通して行って紐が出て来たら内径よりやや細めのウレタンホースと繋げて中に全周に渡って入れ込むんです。
そうするとペッチャンコの部分が立ちますから、新品の作りと同等に🤗

反対側は引っ張るとガイドが抜けます
抜けなくてもすぐ近くに穴開けてやれば紐通せますからね。

そうすると今度は閉まりがキツくなるからこのストライカーを手前に出してやればOK

ココの調整はストライカーの止めてあるボルトを一旦ゆるゆるまで緩めて軽く締めます

それからリアゲートのボタン押したままゆっくりそっと閉めて引っ掛かりがないか、左側か右側にロックに当たらないか確認してセンターの調整します
真っ直ぐに入るなら一度閉めてみて軽く閉まるか、強く閉めないといけないならそのまま真っ直ぐに後ろにストライカーをハンマーで軽く叩いて戻していきます
半ドアみたいに閉まるなら逆にストライカーを奥へ軽く叩いて送っていけば一番ベストな閉まり具合に。
最後は締め付けボルトをしっかりと締めて終了😍

その時に内側にあるあたりゴムも新品に交換しておくのがベストです🤗
品番違うけどまだ同じ様なのが出ます

長々と書いてしまいましたけど結構質問されるので、間違った方法で折角の残っているサンマルバン、ワゴンが悪くなっていかない様になって行けばと思ってます🤗

では、みなさん良い週末をお過ごしください🤗