エブリイワゴンのエアコン・エアコンガス補充・冷えない・エアコンガスチャージ・エアコンガス注入に関するカスタム事例
2020年08月13日 14時57分
子供の頃から日産の直列6気筒が好きでL型に惚れ、230〜430セドリックなどを乗り継いぎ、ハコスカ4ドアでL28改にソレ・タコ・デュアルしてましたが家庭事情により車は辞めていました。 がっ‼️… みんカラ↓ https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2589016/profile/ Twitter↓ https://twitter.com/nissan2000ohc
エアコンの話。
前にもしつこい文章で投稿しましたが、ガス補充は入れ過ぎ厳禁です。
なんて言ってるわたしは入れ過ぎました。
と、言うか、しつこく書いた内容の悪い例をレポートいたします。
車両は平成13年式スズキ エブリイワゴンDA52Wです。
気温が高い35度以上の日差しが強い日は気温以上にボンネット内のエアコン機器はとんでもなく熱くなっています。
神経質に過充添にならない様に気をつけても、やはり暑い条件ではない時に圧力管理だけで補充すると当てにならない実例です。
アイドリング〜2000回転辺りで圧力を見ながら補充しますが、なんと2.5Mpaを超える事があり、さらには走行時のエンジン回転数になるとエアコン機器がヤバイ圧力で、高圧側3Mpa以上の圧力まで上昇します。
低圧側もやはり少し高めの0.3Mpaあたりでした。
昨今の車にはHiプレッシャースイッチが付いていてコンプレッサーをカットして保護する様になっています。
それが頻繁に起こっているに違いない雰囲気があり、テストしたところ、走行中のエンジン回転辺りで高圧が3Mpaに達したところでシステムカットをしている事を確認しました。
症状としては、冷えるけどいつの間にか風だけになってまるでA/CスイッチをOFFして生臭い風だけが出ているような感じが長く、カチンっと音がしてまたよく冷えるとか、極端になります。
夜や雨降りなど涼しくなると症状は出なくなります。
これは入れ過ぎ状態だ!と
冷媒回収設備がある工場で高圧がエンジン回転を上げても保護装置が働かない圧力+余裕分を抜きました。
結果は解消しました。
プロが作業しても同じことは起こり得ます。
やはり重量管理ではないから気温などで起こる機器の圧力変動は圧力ではわからないのです。
1番圧力が高くなる条件で行えば圧力管理で補充しても大丈夫でしょうゲド💧
この頃の暑さになると故障していなくても調子が悪いんじゃないかと思うくらい冷えない場合があります。
で!ガスを入れるっ!と減ってもないのに入れる例を非常に散見します。
おそらく同じ症状を起こし、悩んでる人は沢山いらっしゃるでしょうね。
先ずは
●ホントに補充が必要なのか?
を診断し、補充は重量管理が基本。
真空引きをして一旦空っぽにしてから新たにメーカーが言っているグラム数のガスとオイルをキチンと入れる事。
仕方なく追い入れする場合は想像になりますから色んな気温や回転数でのデータやその車、システムの特徴を加味しなくてはならない訳です。
保護装置が働いても起動したばかりの時や圧力が下がった時だけは稼働もしますので、圧力が高過ぎて確実にコンプレッサーが唸りますし、エボパレータなどパンクもあり得ます。
慎重におこないましょう。
以上、悪い例の実例レポートでした。す